大学院課程

【このページの目次】

全学ディプロマ・ポリシー(大学院課程)

 東京農工大学大学院は、地球規模の課題を解決し、持続可能社会の実現のために、農学、工学及びその学際・融合領域における学理及び応用を教授研究し、その深奥を究めて、科学技術の高度化及び学際化に貢献するとともに、独創性と実行力を備え、高度の専門能力、確かな研究能力及び教育能力を有する人材の育成を基本理念とする。
 本学大学院では、この理念に基づき、以下のうち学府・研究科が設定する能力を身につけ目標とする学修成果を上げた者に学位を授与する。

- 科学的な論理体系及び学際研究の理解や課題探求を進めるうえで必須となる基礎知識
- 使命志向の意識を持ち、社会の持続的発展に資する国際的な活躍を支える多面的思考力
- 専攻分野における最先端研究や技術開発を進めるために必要な高度な専門的知識の活用力
- 専門知識を発展的に活用し、課題設定できる能力
- 課題解決へと導く独創性の高い研究の実践力
- 社会的責任を意識し、高い倫理観を持って研究を進める能力
- 研究者や技術者と協力や協働を通じて課題解決へと導くリーダーシップ力
- 国際社会の中で研究を実施し、成果を発表し、的確な質疑応答や議論ができる言語能力
- 国内外の研究者と協働し研究を国際的に展開するために必要なコミュニケーション力

全学カリキュラム・ポリシー(大学院課程)

 東京農工大学大学院は、ディプロマ・ポリシーに掲げる能力を獲得させるため、基礎的学識から専門的学識まで修得できるように各専攻の学問分野の特徴に応じて体系的な教育課程を編成し、教育の内容・実施方法を明示する。
 学修成果の評価については、ディプロマ・ポリシーで定める獲得を身に付けた技術者・研究者を育成するために、成績評価は、講義科目では試験、レポート等で、実験・実習、演習ではレポート、口頭試験等で評価する。授業科目の試験の成績は、S・A・B・C及びDの5種類の評語をもって表し、S・A・B及びCを合格とし、Dを不合格とする。合格した者には所定の単位を付与する。また、学位論文については、審査基準と審査方法を明示し、それに基づき学位論文審査委員会による論文審査および最終試験を厳格に行う。

全学アドミッション・ポリシー(大学院課程)

 東京農工大学は、東京武蔵野に位置し、その歴史は、1874年に設置された内務省農事修学場および蚕業試験掛をそれぞれ農学部、工学部の創基とし、1949年に大学として設置され、前身校を含め長きに亘る歴史と伝統を有する大学です。この建学の経緯から、人類社会の基幹となる農業と工業を支える農学と工学の二つの学問領域を中心として、幅広い関連分野をも包含した全国でも類を見ない特徴ある科学技術系大学として発展してきました。
 20世紀の社会と科学技術が顕在化させた「持続発展可能な社会の実現」に向けた課題を正面から受け止め、農学、工学およびその融合領域における自由な発想に基づく教育研究を通して、世界の平和と社会や自然環境と調和した科学技術の進展に貢献するとともに、課題解決とその実現を担う人材の育成と知の創造に邁進することを基本理念としています。この基本理念を「使命志向型教育研究-美しい地球持続のための全学的努力」(MORE SENSE:Mission Oriented Research and Education giving Synergy in Endeavors toward a Sustainable Earth)と標榜し、自らの存在と役割を明示して、21世紀の人類が直面している課題の解決に真摯に取り組んでいます。

〇求める学生像

 東京農工大学は、大学院課程において、農学、工学および融合領域における学術の理論および応用を教授研究し、その深奥を究めて、科学技術の高度化および学際化に対応し、独創性と実行力を備え、高度の専門能力、確かな研究能力および教育能力を持つ職業人、研究者又は教育者の育成を行っています。
 本学の理念と以下に掲げる学府・研究科の教育目的に応じて、高度な専門的・学際的知識の習得と知の開拓に強い意志を有し、最新の科学技術の展開に関心を持ち、実践的に行動する意欲を持った学生を国内外から広く受け入れます。
 工学府においては柔軟な発想力と確かな知識を持ち、独創的な「ものづくり」ができる学生および高い倫理観と本質を見抜く卓越した能力を有する技術者・研究者の育成を目的としています。
 農学府は、農学、生命科学、環境科学、動物医科学分野の諸課題の解決と持続発展可能な社会の形成に資するため、広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又はこれに加えて高度の専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を有する人材を育成することを目的としています。
 生物システム応用科学府は、設立の理念である「生物に学び、新しいシステムを創る」を目標に、農学と工学に生命科学を加えた新しい融合領域において、農工連携によって新しい科学技術の発展を創造するとともに、実践力のある人材の育成を目的としております。
 連合農学研究科においては日本およびアジアでの中核的な博士課程大学院としての発展を目指し、広い視野から生物生産科学、応用生命科学、環境資源共生科学、農業環境工学、農林共生社会科学に関する高度な専門知識、理解力、洞察力、実践力を獲得できる創造的で機能性に富んだ教育を追求し、総合的判断力を備え、国際社会に貢献できる高度専門職業人や研究者を育成することを目的としています。
 上記の目的を達成するため、本学は入学を希望する学生に対し、アドミッション・ポリシーにおいて、次のような資質、素養、能力等を求めます。

(工学府)

【博士前期課程】
・幅広い視野と専攻分野を学ぶための十分な基礎学力をあわせもち、高い倫理性を身につけた者。
・人類が直面している諸課題に対し、多面的に考察・判断して研究課題を自ら設定することができ、その課題に果敢に挑戦する意欲のある者。
・日本語、外国語を問わず、高いコミュニケーション能力を有する者。
・大自然の真理に対する探求心とモノ作りマインドを持ち、理工学分野の科学技術に関心があり、研究を通じて主体的に考え、他人と協力・協働して、研究課題の解決や社会の発展に貢献する意識の高い者。

【博士後期課程】
・上記の素質、素養、能力等において、より高いレベルにある者。

(工学府産業技術専攻)

【専門職学位課程】
・科学技術を実際の研究・開発を通して習得し、技術経営の知識を兼ね備え、修了後に研究・技術開発職や博士後期課程進学を志望する新卒学生・社会人。
・戦略的な技術開発、製品化、事業化に関するスキルと知識を習得し、企業等における経営・戦略・企画を担当する業務をめざす社会人。

(工学府共同サステイナビリティ研究専攻)

【博士後期課程】
・貧困、紛争、食料・資源、エネルギー・環境、情報・ICTなどの地球規模の課題の解決に貢献したいという熱意を持ち、将来、国際社会の現場で活躍したいという意欲がある者。
・学際的・分野横断的な研究を行いうる柔軟かつ論理的な思考力と、研究遂行に必要となる基礎的学識、専門性、語学力を有している者。
・多文化や多様な価値観を受容できる寛容さをもって文化や価値観が異なる環境に適切に対応できる適応力を有し、そうした環境においても自身の専門性を駆使しながら、広範な視野と高い倫理観をもって能動的に行動できるタフな精神力と実行力を備えている者。

(農学府)

【修士課程】
・幅広い視野と専攻分野を学ぶための十分な基礎学力をあわせもち、高い倫理性を身につけた者。
・人類が直面している諸課題に対し、多面的に考察・判断して研究課題を自ら設定することができ、その課題に果敢に挑戦する意欲のある者。
・日本語、外国語を問わず、高いコミュニケーション能力を有する者。
・地域社会や国際社会における食料・生命・資源・環境など様々な問題に関心を持ち、研究を通じて、主体的に考え、他の人と協力・協働して、研究課題の解決や社会の発展に貢献する意識の高い者。

(農学府共同獣医学専攻)

【博士課程】
・専攻する獣医学および動物科学に関して十分な基礎学力並びに技術を有している者。
・研究活動に必要な英語力とコミュニケーション能力を備えている者。
・研究課題に積極的に取り組む意欲と探究心を持ち合わせている者。
・研究倫理および獣医倫理に関して深い関心を有している者。
・幅広い視野に立ち創造性豊かな研究を展開する実行力に満ちた者。

(生物システム応用科学府)

【博士前期課程】
・生物システム応用科学分野の学際性、融合性を考慮し、分野や履歴にとらわれず、高度の専門的・学際的知識の習得と知の開拓に強い意志を持ち、最新の科学技術の展開に関心を抱き、実践的に行動する意欲を持った者。

【博士後期課程】
・上記の素質、素養、能力等において、より高いレベルにある者。

【一貫制博士課程】
・世界の人類の生活と生存、特に食とエネルギーの局面に関心を持つとともに、これらに関する地球規模の課題に対する問題意識を持ち、自然エネルギー分野、蓄電・省エネ技術、バイオマス、環境調和型生産技術、土壌の再生力向上、環境変化に強い農作物の作出、省エネ型植物工場、精密農業技術、持続的元素リサイクルシステムの構築等、食料やエネルギーの生産に直接関わる専門領域の知識や技術の習得を通して、国際社会に貢献する意欲のある者。
・専門領域の知識や技術に限らず、これらを間接的に支える、あるいはこれらに大きな影響力を持つ社会システムに関心を持ち、総合的な課題解決に取り組む意欲を持つとともに、幅広い分野の専門家と連携したチーム作りに挑戦し、国際社会とのコミュニケーションを積極的に行う意欲のある者。

(生物システム応用科学府共同先進健康科学専攻)

【博士課程】
・生命科学・食料学・環境科学に関わる先端研究の知識や技術に関心があり、これらの習得を通して、先端医療技術、疾病予防、食の安全・安心、食品の機能・管理、環境リスク制御、環境改善など、先進的な健康科学に貢献する意欲のある者。
・特定の分野の知識・技能への関心だけでなく、関連する分野や複合領域における多様な課題の発見、解決に関心を持つとともに、新たな技術開発や研究開発へ探求心を持って果敢に挑戦し、産業界や研究開発機関、官公庁等において、国内外のリーダーとして活躍する意欲のある者。

(連合農学研究科)

【博士課程】
・本研究科が求める学生は、広い視野、高度な専門知識、理解力、洞察力、実践力を獲得できる創造的で機能性に富んだ教育を追求し、総合的判断力を備え、国際社会に貢献できる高度専門職業人や研究者となる意欲のある者。
・国内外を問わず、農学と関連する分野の専門知識や技術を持った学生あるいは社会で活躍中の研究者・技術者で入学後に携わる研究領域に強い関心と意欲を持っている者。

〇入学者選抜の基本方針

 入学者選抜において、本学の理念と学府・研究科の教育目的に応じて、各学府・研究科が定める方法(一般選抜および特別選抜)により、高度な専門的・学際的知識の習得と知の開拓に強い意志を有し、最新の科学技術の展開に関心を持ちつつ、実践的に行動する意欲を持った学生を国内外から広く受け入れます。
 本学は学生に求める素質、素養、能力等を次の方法で評価します。

(工学府)

【博士前期課程】
・一般選抜は、学力検査(筆答および口述)、出身大学の成績証明書、外部テストのスコアあるいは業務・業績報告書(出願資格に該当するもの)等を総合して「主体性・協働性」「関心・意欲」「思考力・判断力・表現力」などを評価します。ただし、筆答試験免除を志望する者に対しては口述試験と出身大学の成績証明書の両方を総合して評価します。
・広く人材を求めるために、特別選抜として学部3年次学生対象及び社会人特別選抜を実施します。

【博士後期課程】
・一般選抜として、学力試験は提出された修士論文の概要、研究計画書などを参考にして関連する専門分野についての試験および語学の試験を行い、「研究計画の発展性」「研究への意欲」等を評価します。

(工学府産業技術専攻)

【専門職学位課程】
・一般選抜では、筆答試験免除による入試(第1回入試のみ)と小論文・口述試験からなる筆答試験による入試(第1回入試および第2回入試)を実施し「プレゼンテーション能力」「基礎知識」等を評価します。
・広く人材を求めるために、特別選抜として学部3年次学生対象及び社会人留学生特別選抜を実施します。

(工学府共同サステイナビリティ研究専攻)

【博士後期課程】
・一般選抜として、提出書類と口述試験(面接)により「関心・意欲」「知識・技能・理解」「思考力・判断力・表現力」「主体性・協働性」などを評価します。

(農学府)

【修士課程】
・一般選抜は、学力検査(筆答および口述)を行い、口述試験は、「志望教育研究分への理解度」「研究意欲」「研究計画」「質疑に対する応答の的確さ」などを評価します。志望理由書、出身大学の成績証明書および研究計画書は口述試験の参考資料とします。プログラムによっては、外国語(英語)試験は行わず、外部テストのスコアを利用します。
・広く人材を求めるために、特別選抜として社会人特別選抜を実施します。

(農学府共同獣医学専攻)

【博士課程】
・一般選抜として、学力検査および書類審査の結果を総合して「知識・技能・理解」「思考力・判断力・表現力」「関心・意欲」「主体性・協働性」などを評価します。学力検査は英語・専門科目からなる筆記試験と卒業論文(又は修士論文)、研究計画書等の内容を中心とした口頭試問を実施します。
・広く人材を求めるために、特別選抜として外国人留学生特別選抜を実施します。

(生物システム応用科学府)

【博士前期課程】
・一般選抜は、学力検査(筆答および口述)により「関心・意欲」「知識・技能・理解」「主体性・協働性」などを総合的に評価します。
・広く人材を求めるために、特別選抜として社会人・外国人留学生特別選抜を実施します。

【博士後期課程】
・一般選抜は、学力検査と書類選考を総合して「研究計画の発展性」「研究への意欲」等を評価します。学力検査は、提出された修士論文の概要と研究計画などを参考にして関連する専門分野および語学の試験を実施します。
・広く人材を求めるために、特別選抜として社会人特別選抜を実施します。

【一貫制博士課程】
・一般選抜は、書面審査と学力検査を実施し、これらを総合して「関心・意欲」「知識・技能・理解」「思考力・判断力・表現力」「主体性・協働性」などを評価します。
・広く人材を求めるために、特別選抜として社会人・外国人留学生特別選抜を実施します。

(生物システム応用科学府共同先進健康科学専攻)

【博士課程】
・一般選抜として、学力検査および書類審査の結果を総合して「関心・意欲」「知識・技能・理解」「思考力・判断力・表現力」「主体性・協働性」などを評価します。
・学力検査は提出された修士論文の概要等と研究計画などを参考にして関連する専門分野についての試験および語学の試験を実施します。

(連合農学研究科)

【博士課程】
・一般選抜として、学力検査および修士課程の成績又はこれに準じる資料を総合して「知識・技能・理解」「思考力・判断力・表現力」「関心・意欲」「主体性・協働性」などを評価します。学力検査は提出書類を基に口頭試問により実施します。
・広く人材を求めるために、特別選抜として社会人特別選抜を実施します。

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