2024年新年のご挨拶

2024年学長の年頭挨拶です。

令和6年1月1日
東京農工大学長 千葉 一裕

 新年明けましておめでとうございます。
 令和6年、2024年を皆様と共に、新たな気持ちで迎えることができましたことを、心よりお慶び申し上げます。
 こうして新しい年を迎えるにあたり、大学としても、あるいは私たち個々人としても、この一年はどのようになるのかとの思いを巡らせ、さらにはより大きな目標を立てる貴重な機会にできればと思います。
 ご承知のとおり、この2024年は本学の創基150周年の年になります。現在の農学、工学に関する組織の前身が今の新宿御苑の地において、それぞれ別の教育研究機関として共に産声を上げ、その後も異なる変遷を経ながらも、今から75年前に、この二つの機関は東京農工大学として一つの大学となって生まれ変わりました。今年は、今日に至るまでのその長い歴史を振り返り、そして次の新たな時代を目指す記念すべき年となります。
 今、私たちが気持ちを新たに取り組むべき事は、次の50年100年後も見据え、その礎としての「今」こそ、私たちは何をなすべきかをしっかり考え、大きな展望をもって実際に行動するということです。こんにち、国際社会を取り巻く状況は私たちの予想を超えるレベルで急激に変化し、日本の未来の姿さえも描きにくいと感じることが多くなっています。そのような時こそ、この先の社会や地球環境の未来のあるべき姿をしっかり見据え、強い信念をもって向かうべき指針を示し実践することこそが、私たち東京農工大学が果たすべき役割であると考えています。そのためには、大学は今まで以上に地域や国際社会との繋がりを意識し、先進的な視点を持って科学技術の探求を究め、そしてそれを担い継承する学生の教育を通して、未来を共に拓くために、より大きな役割を果たさなければならないと、決意も新たにする次第です。
 東京農工大学はこの大きな節目において、世界第一線の研究力強化の基盤となる環境や体制の整備、すなわち人事制度の改革や施設、設備の更なる拡充、教育研究活動を支える多様な財源の確保に加え、学生や教職員が国内外における様々な連携関係の中で存分に活躍するための仕組みづくりを積極的に強化しています。学生が本学での修学や学術研究、交流等、様々な活動を通じ、科学的探究や社会との繋がりを深め、卒業、修了後も一生涯、それぞれの道で活躍し続けることができる多様な学びの機会や交流の場も拡大しています。大学がこのように持続発展的に成長の道を歩むことができることは、ひとえにそのための工夫や努力を惜しまず、日々大学をしっかり支える教職員の皆様のお陰であることは言うまでもありません。ここに改めまして深く感謝の意を表します。
 そして、東京農工大学への期待が益々高まるということは、私たちがより大きな展望を持ち、生きがいを感じながら仕事を進めることができるということに他なりません。是非とも、この創基150周年の年を、私たち自身の新たな出発の年にできたらと考えています。

 この一年が皆様にとりまして素晴らしい年になりますことを心よりお祈りいたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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