〔2015年10月1日リリース〕日本弁理士会による連携講座を開講

東京農工大学大学院農学府(農学府長:荻原勲)は、日本弁理士会(会長:伊丹)の支援により平成27年10月から大学院の正規授業科目として「農学府特別講義Ⅲ(知的財産概論):2単位」を開講いたします。
本講義は、日本弁理士会による個別大学支援事業に基づき「日本弁理士会が支援すべき個別大学の選定」において本学農学府が選ばれ、知的財産制度の普及と啓発を目的に日本弁理士会から派遣された弁理士を講師に迎え講義を行うもので、本学イノベーション推進機構を中心に事業実施中の文部科学省支援事業である「グローバルアントレプレナー育成促進事業(EDGEプログラム)」との連動も図っています。
近年はアグリビジネス分野において、農産物のブランド化等により特許・商標等の知的財産の保護、管理が重要であることから、本学府では日本弁理士会の協力を仰ぎ、知財、特許、商標、種苗、ゲノム、起業等それぞれ専門とする弁理士をお招きし、15回の講義を行うことといたしました。また、特許庁や特許・弁理士事務所なども訪問し現場の雰囲気を肌で感じていただくことも予定しています。
本講義を受講する学生は、今後、弁理士の職務の重要性と知識に基づく知的財産の権利の適正な保護・管理について正しく理解し、社会で貢献できる人材になることが期待されます。


日本弁理士会 会長 伊丹 勝 メッセージ:

知的財産権制度の普及啓発を図るため、東京農工大学大学院農学府との連携講座を開設する運びとなりました。
併せて、弁理士の仕事の魅力や将来性について受講生の方にご理解いただけることを大いに期待しています。


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