世界最小の馬であるアメリカンミニホース「アップルサイダー」と「シナモン」の子馬が誕生予定

世界最小の馬であるアメリカンミニホース「アップルサイダー」と「シナモン」の子馬が誕生予定~東京農工大学で馬の出産~についてのご紹介です。

平成22年7月23日
国立大学法人東京農工大学


世界最小の馬であるアメリカンミニホース
「アップルサイダー」と「シナモン」の子馬が誕生予定
~東京農工大学で馬の出産~


東京農工大学では、世界最小の馬として知られているアメリカンミニホースの雌馬「シナモン」が臨月に入り、子馬の誕生を待っています。

子馬の父は、平成15年3月に来日した「アップルサイダー」です。「アップルサイダー」は、本学獣医学科卒業生であり世界的遺伝学者でもある故大野乾(おおの すすむ)博士が、米国カリフォルニアで飼育されていた馬で、博士の死後、夫人の翠(みどり)さんから博士の母校である本学へ教育・研究のために寄贈されました。
「アップルサイダー」は積極的に地域のイベントなどで、馬車を引いたり、ふれあい活動に参加し、今ではすっかり地域の人気者になっています。さらに、「アップルサイダー」の故郷であるカリフォルニアにおいて美しい雌馬「シナモン」を見つけていただき、お嫁さんとして平成19年6月に翠夫人から本学へ寄贈していただきました。

この2頭は無事妊娠に成功し、平成20年8月13日に第一子として可愛い雌馬「アップルパイ」を出産しました。今回の出産は2回目のことであり、本学農学部獣医学科教員の指導を受けて、「ミニホースの会」と「馬術部」の学生が出産に向けて万全の体制を整えています。出産予定日は8月5日です。少しずつ大きくなる「シナモン」のお腹を見ながら子馬の誕生を皆楽しみに待っています。
無事に子馬が生まれましたら、愛称の公募やお披露目会を開催しますので、その際は別途プレスリリースいたします。

※妊娠中のシナモン号の写真がご入用の場合は、広報・社会貢献チーム(042-367-5895/koho2(ここに@を入れてください。)cc.tuat.ac.jp)へご連絡下さい。

◆本件に関するお問い合わせ◆
東京農工大学大学院 農学研究院
動物生命科学部門 教授 田谷 一善
TEL:042-367-5767
MAIL:taya(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

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