2022年新年のご挨拶

2022年学長の年頭挨拶です。

令和4年1月1日
東京農工大学長 千葉 一裕

 新年明けましておめでとうございます。

 新しい年の幕開けに、皆様はいかがお過ごしでしょうか?お正月とは、なぜか過ぎ去ったばかりの年末の喧騒を忘れ、心の底から澄み切った気持ちになり、これから始まることに、また新たな期待を持つことができる貴重な瞬間でもあると思います。このような新鮮な気持ちになれるこのときにこそ、この1年の自分なりの目標をそれぞれ立ててみることも大切なことです。昨年の今頃を思えば、年始早々からもコロナ禍にまつわる問題に次々と襲われ、学生も教職員もいつもと違う毎日への対応に大変な努力を強いられました。その様な中でも大学ができる限り平穏な日々を取り戻せるよう全力を尽くして下さった皆様には、改めまして心より御礼を申し上げます。そして2022年という新しい年を迎えた今、今年こそは平穏な1年になるよう、祈る気持ちでいっぱいです。
 大学はこの4月から、6年に一度の新たな中期目標期間が始まります。この具体的な目標・計画の前文に私たちは、これまで地球上のいかなる生物もなし得なかった「永遠の発展という偉業」を人類が達成できるであろうか?という命題と共に、その課題に真摯に取り組み、さらにはこれからの世界を担い、解決に結びつけることができる学生をしっかり育成するという強い意思を示しました。これは一つの大学が掲げる目標としては余りにも大きな課題かもしれませんが、これについて皆で真剣に考え、大事なことは何か、具体的に行動すべき事はどのようなことなのかについて、世の中に発信し、多くの人を惹きつけ、自らも実践することがとても大事なことだと思っています。私たちが掲げる大きな目標に向かって一歩ずつ前に進むためには、確かな信念に基づく今日、明日の一つ一つの行動こそがその基盤です。その為にはまだ誰も気づいていない重要な現象や原理について、新たな観点から意欲的に探求を進めることも重要です。様々な価値観を持つ人達と接し、その個性や多様性を尊重し、また自らの独創性を発揮する活動ももっと広げて行かなければなりません。さらには、人の喜びや成功を心からたたえ、また人が困難に直面しているときには率先して手を差し伸べる、心の広さと勇気、思いやりの気持ちも忘れてはなりません。
 東京農工大学は、全ての構成員の努力によって、このような大きな課題に立ち向かい、将来を担う学生たちと共にその責務を果たして行きます。新年の晴れやかな気持ちのなかで、皆様と共に期待に溢れる未来を共有したいと思います。

 それでは皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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