〔2015年7月13日リリース〕農工大の国際技術支援の紹介展「農が支える世界の資源と文化」を開催します

東京農工大学(学長:松永是 本部:東京都府中市)では、科学博物館において、「農工大の国際技術支援の紹介展/農が支える世界の資源と文化『ウズベキスタンのカイコが育む』『アマゾンの森と共にある』~人々の暮らし~」を開催いたします。
東京農工大学においては、ウズベキスタンとブラジルにおいて、JICA の草の根支援プロジェクトを行っています。ウズベキスタンでは日本の養蚕技術体系を現地に適応させ、小規模飼養向け蚕の改良と特徴ある絹製品を開発することで、特に老人や女性の就労機会を創出し、農家収入の安定確保を目指してまいりました。また、ブラジルではアグロフォレストリーの技術導入を目指し、収穫年数が異なるコショウやカカオなどの熱帯作物とマホガニーなどの樹木を混植することで、持続的な農林業の実現と、アマゾン地域住民の生計向上および森林回廊の形成に貢献してまいりました。
本展示ではプロジェクトの様子をパネルや動画で紹介するとともに、生産物の販売モデル確立のために作品募集を行ったシルクロードの布「アトラス」を用いたウズベキスタンのお土産作品を展示します。

※アグロフォレストリー:農作しながら植林する方法。現地の社会・自然条件に適合した持続的な農業生産方式。

◆概要◆
【開催期間】2015年7月22日(水)~10月3日(土)
【休館日】日曜日・月曜日・祝日、8月6日・12日・13日・14日(夏季休館)
【開館時間】10:00~17:00(入館は16:00迄) 【入館料】無料
【場所】東京農工大学科学博物館 1階企画展示室
住所:東京都小金井市中町2-24-16
アクセス:JR中央線東小金井駅より徒歩10分
【主催】東京農工大学科学博物館・東京農工大学農学府
【後援】ウズベキスタン大使館・ブラジル大使館・
JICA東京・日本貿易振興機構(ジェトロ)
東京農工大学教育研究振興財団
【関連イベント・講演会】
<8月8日(土)ブラジルDAY>
・東京農工大学のアマゾンにおけるプロジェクトの報告会
・特別講演「南米日系社会の今とこれから-日本との交流展望」
<8月22日(土)ウズベキスタンDAY>
・東京農工大学のウズベキスタンにおけるプロジェクトの報告会
・講演「ウズベキスタンの歴史と見どころ」
・ウズベキスタンダンス
<8月25日(火)夏休み子ども体験教室>11:00~15:00「アトラスを使って貝殻ストラップを作ろう」
<9月5日(土)子供科学教室「カイコの繭から糸を繰ってみよう」> 10:00~12:00 ※事前申込制

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