~世界トップ海外研究者、重点研究分野の戦略的研究チームより発表~東京農工大学グローバルイノベーション研究院シンポジウム2017開催

 東京農工大学(学長:大野 弘幸、本部:東京都府中市)は、世界水準の教育研究活動を飛躍的に推進する国立大学12大学の一つとして選定され、先端研究のグローバル化に向けた機能強化を進めています。この取組推進のために、平成26年6月にグローバルイノベーション研究機構を設置し、平成28年4月からは新たな大学院研究組織としてグローバルイノベーション研究院を開設して、研究力強化に取り組んでいます。

 本研究院では、食料、エネルギー、ライフサイエンスの3分野を研究重点分野と定め、スーパー教授として海外から採用する世界トップレベルの研究者と、本学の教授・准教授等が、「食料生産」、「環境科学」、「キャパシタ」、「LED開発」、「イオン液体の応用」、「タンパク質科学」及び「生命医科学」等に取り組む戦略的研究チームを結成して、世界トップレベルの国際共同研究を推進しています。
 グローバルイノベーション研究院では、若手を中心に先端研究にチャレンジする際のサポート機能を一貫して強化することにより、理系技術のみならず、経営力及び研究成果の実用化に優れた人材を育成し、国際共同研究の増加につなげると共に、研究成果の社会への還元・貢献を図ります。この世界トップレベルの研究者と協働し優れた若手教員を育成する本取組は、大学改革と機能強化を促進し、関連分野のシステム改革にも波及効果をもたらすものと考えています。

 この度、戦略的研究チームの研究成果と進捗状況、今後の展望等を発表するシンポジウムを開催する運びとなりました。本シンポジウムでは海外研究者5名を含む14の戦略的研究チームよりそれぞれ発表を行います。
 当日は報道関係者の皆様のお席を用意させていただきます。ご多忙中とは存じますがご出席・ご取材賜れば幸いです。

◆開催概要◆

【開催日時】 2017年11月21日(火)13:00~18:00
【開催場所】 東京農工大学小金井キャンパス
   新1号館1階 グリーンホール
   所在地:東京都小金井市中町2-24-16
   (JR中央線東小金井駅より徒歩10分)

【シンポジウム参加者】
●海外研究者
 [食料分野]
 Dr. Gary Stacey (University of Missouri, U.S.A.)
 Dr. Matthew Reynolds (International Maize and Wheat Improvement Center, Mexico)
 Dr. John Ralph (University of Wisconsin, U.S.A.)
 Dr. Peter Kitin (Nanyang Technological University, Singapore)
 [エネルギー分野]
 Dr. David Kisailus (University of California, Riverside, U.S.A.)

●学長、理事、戦略的研究チーム教員、学生他、合計200名程度

<スケジュール>

13:00~13:05  シンポジウム開催挨拶 大野 弘幸 東京農工大学 学長
13:05~13:15   研究院長挨拶 神谷 秀博 研究院長
 GIR取組み概要説明 宮浦 千里 研究院長代理
13:15~15:40   食料分野(横山、高橋・渋谷、高田、船田、五味、梅澤研究チーム)
<チーム発表> 6チーム(各発表6分・一括討論20分)
<海外研究者による講演>(講演15分・討論7分)
  Dr. Gary Stacey 
  “Mutational Breeding Efforts to Improve Soybean Quality”
  Dr. Matthew Reynolds
  “Physiological Breeding of High-Yielding and Stress Resistant Wheat”
  Dr. John Ralph
   “An Early Lignin Mutant from Japan – the Mulberry ‘red wood’ Sekizaisou”
  Dr. Peter Kitin
  “Fluorescence Microscopy Reveals New Insights into the Mechanisms of
Lignified Cell Wall Biodegradation”
15:40~15:50  休憩
15:50~17:00  エネルギー分野(田中・中村、直井・熊谷、桑原、富永研究チーム)
<チーム発表> 4チーム(各発表6分・一括討論20分)
<海外研究者による講演>(講演15分・討論7分)
  Dr. David Kisailus
  “Biologically Inspired Multi-Functional Materials”
17:00~17:45  ライフサイエンス分野(千葉・稲田、早出、三沢、水谷研究チーム)
  <チーム発表> 4チーム(各発表6分・一括討論20分)
17:55~18:00  閉会挨拶 荻原 勲 東京農工大学 理事(学術・研究担当)・副学長

 ※シンポジウムの使用言語は全て英語とします

【ウェブサイト】
 グローバルイノベーション研究院・ウェブサイト: https://www.tuat-global.jp/

◆本件に関するお問い合わせ◆
東京農工大学 研究推進部 研究支援課 グローバルイノベーション研究院支援室
TEL:042-367-5646
E-mail: girjim(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

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