物理システム工学科(2019年4月学科改組前設置)

物理システム工学科のディプロマ・ポリシー

  1. ①物理学および数学を中心に自然科学関連の基礎知識を修得する。②多様かつ複雑な工学的な課題に対して、客観的なデータに基づき、論理的に推論を進めて結論を導くための能力(学習力、分析力)を身につけていること。
  2. ①力学、電磁気学、熱統計力学、量子力学、物理数学など物理学の基礎を体系的に理解し、その基本原理を身につける。②物理システム工学を展開する際に必要となる技術、スキルを身につける。③多様かつ複雑な工学的な課題に対して、物理学的な視点・方法から問題を発見・分析するのに必要な専門知識を身につけていること。
  3. 既成の枠にとどまらず、多分野を統合発展させ、新しい分野を開拓する能力(企画設計力、論理的発信力)を身につけていること。
  4. 分野を問わず広く社会で直面する課題を、実践的に解決するのに基礎となる教養を身につけていること。

物理システム工学科のカリキュラム・ポリシー

 物理システム工学科では、量子の領域からマクロな領域にわたる幅広い自然現象を体系的に理解し、物理学を工学に応用できるカリキュラムを用意しています。
 1年次では、物理システム工学基礎科目および数学を学びます。1年次から履修する「専門科目Ⅰ」では本学科が物理学の基礎を学ぶために最低限必要される力学、電磁気学、熱統計力学、量子力学、物理数学等の科目が含まれます。「専門科目Ⅱ」は重要な、技術とスキルおよび応用力を身につけることを目的とした科目です。エレクトロニクス、コンピュータに関連した科目、プレゼンテーションの基礎を学ぶ科目、並びに実験科目が含まれます。3年次から始まる「専門科目Ⅲ」は、「専門科目Ⅰ」と卒業研究を結ぶさまざまな科目が設定されています。4年次では研究室に所属して卒業研究に取り組みます。教員の徴密な指導のもとで高度な研究を進め、授業科目の理解を深めるとともに、洞察力、探求力、応用力を養います。
 また、自然科学に対する興味を発展させながら、主体的に研究開発を進める能力[1. 学習力 (Study)、2. 分析力 (Analysis)、3. 企画設計力 (Innovative Design)、4. 論理的発信力 (Logical Presentation)]を育むためのSAIL教育プログラムも実施しています。

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