2014年9月9日 福島二本松農業復興の取り組みと農工大の支援について

福島県二本松市NPO法人「ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会」の放射性Cs汚染
からの農業復興に関しての取り組みと東京農工大の支援活動報告について

国立大学法人東京農工大学(学長:松永 是 本部:東京都府中市)では、平成24年度から文部科学省特別経費「大学固有の生物資源を用いた放射性元素除去技術、バイオ肥料・植物保護技術開発」(福島農業復興支援バイオ肥料プロジェクト)を受け、福島県二本松市東和地区等を拠点として福島農業復興支援研究を行っています。

このたび、日本土壌肥料学会東京大会市民公開シンポジウムの場を借りて、過去2年半の研究で解明した成果を広く一般市民の方に発表することとなりましたので、シンポジウムのご案内とともに、成果の一部をお知らせします。
農耕地や森林の放射性セシウムによる汚染は、依然として続いており、放射性セシウムは生態系で確実に循環を開始しております。このシンポジウムを通して、現状と問題点について多くの方にご理解いただければと思います。また、ご多忙中とは存じますが、シンポジウムにご参加いただければ幸いです。

◆シンポジウム概要◆

■日 時:平成26年9月11日(木)13時~
■場 所:東京農工大学小金井キャンパス 講義棟2階L0026教室
■タイトル:「福島県二本松市NPO法人「ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会」の
放射性Cs汚染からの農業復興に関しての取り組みと農工大の支援活動報告」
■内 容:福島県二本松市東和地区での東京農工大学福島農業復興支援バイオ肥料プロジェクトの2年半の活動と現地農業者団体による原子力発電所事故への対応活動の報告および、今後の活動の方向性を探る
■参加費:無料
■申 込:参加自由。事前登録の必要はありません
■アクセス:JR中央線 東小金井駅下車 南口 徒歩8分、nonowa口徒歩6分

◆東京農工大学の研究成果の概要◆

・作物栽培に対する土壌の安全性
・耕耘した畑等からの放射性セシウムを取り出す植物
・森林-渓流系での放射性セシウムの循環と除染
・里山にいきる動物達の放射性Cレベルを把握する

※ 内容の詳細はPDFをご覧ください。

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