共同先進健康科学専攻

共同先進健康科学専攻のディプロマ・ポリシー

  1. 先進健康科学の基盤となる、農学、工学、健康科学に関して多面的で基礎的な知識や実験・計測技術を早稲田大学との共同大学院カリキュラムの履修により幅広く身につけること。

  2. バイオテクノロジー、食品、創薬、スポーツ科学、獣医学、医科学に関する最先端の専門知識や実験・計測技術を身につけること。

  3. 農学、工学、健康科学の総合的な理解と、相互に関連する問題の関係性を明確に捉える独創性と国際的な視野かつ各専門分野や融合分野において課題を見出し、実践する実行能力を身につけること。

  4. 実験データの整理法、研究成果発表のための資料作成方法を習得し、実践的なプレゼンテーション能力や論理性に基づいた的確な質疑応答の能力を身につけること。

  5. 健康科学分野における産業構造や関連企業の社会的責任や知的財産権管理などの知識を理解し、研究者や技術者の社会的使命を心得て、社会実装にむけた研究開発リーダーとなりうる素養を身につけること。

  6. 国際共同研究における英語によるプレゼンテーション力、ディスカッション能力、及びコミュニケーション能力を養い、独創的な研究課題の積極的なファシリテーション能力を身につけること。

共同先進健康科学専攻のカリキュラム・ポリシー

  1. 先進健康科学に関連する農学、工学、健康科学およびそれらを結び付ける様々なシステムに関する専門科目、専攻基軸科目、演習科目などを早稲田大学との共同大学院カリキュラムにより横断的に学ばせ、多面的な基礎知識と多様な最先端の実験・計測技術を習得させる。また、先進健康科学セミナーや論文指導などにより、独創的な研究展開力、課題設定力、技術開発力を習得させる。

  2. 専門科目である生命科学、環境科学系講義や専攻基軸科目の履修を通して、健康科学分野に広く構成される学際領域の相互関連性と専門領域の知識や技術を支える基軸について学び、各専門領域とそれらの学際領域あるいは融合領域における課題を発見する能力を養成する。また、実践英語教育科目によるプロフェッショナルコミュニケーション、テクニカルプレゼンテーションによる国際的な英語技術修練に取り組み、演習科目による先進健康科学研究、実践プレゼンテーションを通した解決課題力の養成、解決策を立案し実践する能力を養う。

  3. 実地研修による海外研修、国際学会発表への参加を促進し、国際的研究環境における実践的プレゼンテーション能力や先端科学技術のセンスを養うとともに、実践英語教育科目で培った英語によるコミュニケーション能力、ディスカッション能力及びファシリテーション能力を自身に習得し、国際的な場でリーダーシップ人材へと育てる。

 ディプロマ・ポリシーで定める獲得を身に付けた技術者・研究者・教育者を育成するために成績評価は、講義科目では試験、レポート等で、実験・実習、演習ではレポート、口頭試験等で評価する。授業科目の試験の成績は、S・A・B・C及びDの5種類の評語をもって表し、S・A・B及びCを合格とし、Dを不合格とする。合格した者には所定の単位を付与する。また、学位論文については、審査基準と審査方法を明示し、それに基づき学位論文審査委員会による論文審査および最終試験を厳格に行う。

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