2008年12月03日:農林水産省・文部科学省後援 日本人ブラジル移住百周年記念「日伯大学・研究機関交流シンポジウム」のご案内

農林水産省・文部科学省後援 日本人ブラジル移住百周年記念「日伯大学・研究機関交流シンポジウム」のご案内です。

東京農工大学は、日本人ブラジル移住100周年を記念し、これまでのブラジルの姉妹校との交流を基盤に、東京大学・筑波大学との共催により、日本人移民・日系人の百年にわたるブラジル農業開発への貢献を評価し、今後百年の両国の農業分野における国際協力の可能性を検討することを目的に、日本とブラジルの協力に関心をお持ちの一般の方を対象とした「日伯大学・研究機関交流シンポジウム」を開催(参加無料)いたします。
つきましては、本シンポジウムへご参加いただきたくご案内させていただくとともに、広く事前に周知いただきたくお知らせいたします。概要は以下のとおりです。

◆概要◆
東京農工大学・東京大学・筑波大学では、ブラジルの国公立大学と姉妹校提携を結び学術交流を継続しているが、これまでの学術交流を基盤とした日伯研究交流事業を、日本人ブラジル移住百周年の機会におこなうため、2006年に日伯大学交流シンポジウム実行委員会を設置(別添参照)。
本シンポジウム企画の発端は、東京農工大学の姉妹校であるパウリスタ総合大学農獣医学部教授で元農牧供給大臣のロベルト・ロドリゲス氏の提唱によるもので、今回のシンポジウムを通して、日本人移住100年のブラジル農業開発への貢献を評価し、その成果に基づいて第二世紀の農業分野の日伯関係を展望することを目的に、日本およびブラジルの政府関係者、大学・研究機関の専門家を招き、さまざまな角度から日伯の農業分野における協力を考察する。

◆シンポジウム内容◆

日時 2008年12月11日(木曜日)~13日(土曜日)
会場 東京農工大学農学部講堂(300人収容)
東京都府中市幸町3-5-8
(注1)資料展示会場は、農学部新2号館1階フロアー
(注2)原則、公共の交通機関をご利用ください。
使用言語 日本語、ポルトガル語、英語(3ケ国語の同時・リレー通訳)
プログラム
(PDF下記参照)
1.実行委員会イメージ図(PDF:49.3KB)
2.プログラム概要(PDF:32.6KB)
共催 東京農工大学・東京大学・筑波大学
後援 農林水産省、文部科学省
お申し込み方法
(別ウィンドウで開きます)
下記URLからお申し込みください。
http://www.adthree.com/jbtuat/
参加費 無料

日本ブラジル交流年

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【ブラジルの大学との姉妹校協定】
東京農工大学は、1985年6月28日にパウリスタ総合大学と姉妹校協定を締結。2003年以降、6名の留学生を受け入れるとともに2名の学生を派遣し、共同研究を実施している。

【パウリスタ総合大学】
正式名称はUniversidade Estadual Paulista (UNESP)で、ブラジルの最高学府の一つとして高い評価を得ている。今回のシンポジウムで講演するロドリゲス元農牧供給大臣は、UNESP教授である。

【日系ブラジル人】
現在ブラジル国内に居住する日系ブラジル人は約140万人を数え(平成16年度)、世界で最大の日系人社会を形成。これまでの100年間にわたる農業分野での貢献は特筆すべきものがある。

(12月5日 読売新聞(多摩版)に掲載)
(12月10日 東京新聞(多摩版)に掲載)

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