東京農工大学

理系ビジョナリー・リーダー・プログラム

目的

本プログラムは、国際社会の中で日本の研究界および産業界のプレゼンスを高めることに貢献できるビジョナリー・リーダー(トップ研究者・トップ技術者・プロフェッショナル人材)の育成をめざします。
本プログラムに参加することで、国際社会の中で専門性を発揮するために必要な思考力、コミュニケーション力、実践力を強化し、社会を牽引するリーダーシップ精神を鍛えることができます。

概要

現代社会は、大きな課題を多く抱えています。簡単に解決することが難しい一方、そこには大きな事業の可能性もあります。解決策につながる挑戦的な事業開発を成し遂げることができれば、地球と人類の発展につながるはずです。

本プログラムでは、そのようなビジョンを持ったリーダーの育成を目指し、Entry、Basic、Advancedの3つのコースを用意しています。

Entryコースでは、ビジョナリー・リーダーに必須の基礎的能力を身に付け、未来思考にもとづき、チームで社会課題の解決策を考える訓練をします。Basicコースでは、研究シーズの社会実装に必要な知識や思考構築法を学びながら、チームによる事業提案により研修チャンスを競います。Advancedコースでは、企業の若手研究者とともに、事業仮説の検証やプロトタイプを作成し、米国シリコンバレー発の研修に挑みます。

Entry、Basic、Advancedとステップアップすることで、プログラムの目的達成度合いを高めることを目指します。さらに、その過程では、現実社会の課題と日々の勉学や研究との接点を探求し、自身の貢献可能分野を広く深く探求することで、動機付けや意義付けを強化できます。

※本プログラムは、専門教育課程(学部・大学院)で習得する高い研究力・専門性を社会で生かす過程を学ぶ、アドオンプログラムです。

コース概要

Entryコース 基礎講座:

ビジョナリー・リーダーとして活躍するために必須となる、理解力、表現力、チームワーク能力などを実践的に習得します。また、未来思考から社会の理想像を具体的に描き、課題の解決策を議論しながら、勉学のモチベーションを高めます。

Basicコース ビジネスプランづくり:

Entryコース修了者が対象です。研究シーズの社会実装に必要な基礎知識(倫理、知的財産法、特許など)や、思考構築手法を学びます。また、チームによるプロジェクトの立ち上げ、推進を経験します。コンペで選抜されたチームは、実践研修に参加することができます。

Advancedコース 企業課題解決の実践:

Basicコース修了者が対象です。企業の若手研究者とともに、事業仮説の検証やプロトタイプの作成を行い、専門家からアドバイスを受けながら、繰り返しプランの見直しを行います。最後に、SVA Innovation研修を通して、そのプランの実現可能性を高めます(選抜の可能性あり)

対象(すべてのコース)

全ての学部・学府・研究科に所属する、学部1年から博士課程生までが対象です。
※Advancedコースは、企業所属の社会人およびポスドクも参加します。

講座一覧

「履修案内」を準備中です。

募集説明会

大学の授業開始日に合わせて説明会を行います(ウェブ上説明会含む)。
状況に合わせて情報を更新しますので、逐次確認をお願いします。

[2020年4月10日17:45更新]
●Web募集説明会
  4月27日(月) 4月28日(火) 12:10-12:50
 5月中旬~下旬実施予定
 アクセス先リンクは準備ができ次第お知らせします。

●対面式募集説明会
 6月8日(月) 12:10-12:50 府中キャンパス
 6月9日(火) 12:10-12:50 小金井キャンパス
 教室は決まり次第お知らせします。

●参加申込〆切
 6月23日(火)

申込方法

準備中

問合せ先

イノベーション推進機構
電話:042-367-5756
メール:innov(ここに@を入れて下さい)cc.tuat.ac.jp

※Global Professional Programに参加されていた学生は、下記までお問合せください。
グローバル教育院
准教授 岩田陽子
電話:042-367-5304
メール:y-iwata(ここに@を入れて下さい)cc.tuat.ac.jp

パンフレット

参加者の声

<SVA研修体験談>
イノベーションってなんだろう、と私はずっと疑問でした。
いろんな組織が使う便利な言葉のように聞こえることもしばしばでした。しかし、本研修において実際にイノベーションを起こされてきた講師の方々が語られる「イノベーション」は血の通った言葉として響き、イノベーションとは新たな顧客価値をもたらすことであると学びました。ビジネスプラン発表では「顧客が本当に求めているものは何か」を繰り返し問いかけられ、プランの改善点を見出すことができました。私は将来、食品メーカーで地球に優しい商品を開発したいと考えています。これまでの私は「環境に配慮した商品は無条件に良いもの」と考えていたように思います。しかし、本研修での学びから、地球に優しいことの押し売りでは売れる(=世の中に広まる)商品にならず、あくまで顧客のニーズに応えることが最重要であることに気付きました。本研修を学生時代に経験できたことは私の大きな財産です。
大内蔵瑞穂/2019年度Advancedコース
(当時の所属:農学府生物生産科学専攻 修士2年 現在の所属:某大手食品会社)

 理系研究者ビジョナリープログラムに参加したことで、“社会”や“技術の社会実装”に対する捉え方が大きく変わりました。以前は、社会課題を自分ごととして捉えることができていませんでした。僕はカントー大学研修を通してベトナムには数多くの課題が根深く残っているということを肌感覚で理解したのです。「交通渋滞・ゴミ・河川の氾濫」という社会課題をベトナム人の目線で捉え直すことが社会課題に真の意味で関心を持つということなのだと実感しました。また、エースコックベトナム工場見学では、企業の方が製品の現地化に伴う課題を解決するために、現地の方へのヒヤリングを大切にしている点が印象的でした。これは、技術や製品を強要することが社会実装ではないということを意味しています。自分の常識が他の地域では非常識であることを認識し、社会に適応した技術を提供することが重要であるということを学びました。今後、プログラムでの得たこれらの経験を自らの研究や将来に活かしていきたいです。 
山口 亮/2019年度Basicコース
(現在の所属:工学府 応用化学専攻 修士1年 )

 博士ビジョナリープロモーションに参加したことで、ビジネスに対する考えが変わりました。それまでは ”ビジネス=起業” というようなイメージで、就職希望の私とは無縁の世界だと考えていましたが、本企画に参加したことで就職した後の自分を具体的に描けるようになりました。実際にメーカーに就職した今でも“研究をいかに商品開発へ、そして商品を消費者に届けるビジネスに結びつけるか”という視点で考えることが重要であると日々感じています。また、博士ビジョナリープロモーションではたくさんの熱い気持ちを持った仲間に出会うことができました。一緒に微生物の発酵に関するビジネスを考えたメンバー、ベトナム研修に同行したメンバー、そしてカントー大学の大学生のみなさんとディスカッションし、共に過ごした時間は本当に貴重なものであったと感じています。大学生の間になにか一つ打ち込んでみたいと思っている方にぜひお勧めしたい講座です!
加藤晴朗/2018年度博士ビジョナリープロモーション
(当時の所属:農学府応用生命化学専攻 修士2年 現在の所属:某大手メーカー)

過去のプログラム

2019年度「理系研究者ビジョナリープログラム」

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