学長のご挨拶

東京農工大学は人の価値を最大に高めることを目指します

 東京農工大学は、1874年の創基以来145年以上に及ぶ長い時代に、人類社会の基幹となる農業と工業を支える農学と工学の二つの学問領域を中心とした特徴ある科学技術系大学として発展してきました。この間、社会は激動の時代を迎え大きく変化すると共に、科学技術も飛躍的な進化を成し遂げました。

 このような背景の中で東京農工大学への期待もますます高まっています。世界全体が知識集約型の社会へと移り変わり、より高度な知を生み出しながら、それを社会に広げていくことが持続可能な社会構築に必須となっています。この知の生産こそ大学の最も重要な使命であり、その主役は未来の社会を支える学生たちであることは間違いありません。学生の創造力と好奇心に火をつけ、科学、テクノロジー、および事業の世界で活躍するための力を身につけることができる大学、すなわち人の価値を最大に高める研究大学であり続けることを本学の重要な存在意義として位置づけています。

 東京農工大学は、自由と多様性を尊重した学びと実践によって科学的探求を深化し、世の中の新しい変化に結びつけることができる大学、すなわち次は何か?の答えを生み出し、その実現に向けて自ら行動することによって、学生と教職員がどこよりも輝く大学となります。学生と教職員が一体となって、さらに意欲に満ちた大学へと進化してまいりますので、今後とも皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

東京農工大学 学長 千葉一裕

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