東京農工大学創基150周年記念事業 第1弾 創基150周年を超えて~人とかがやく農工大の新たな歴史~ 4月1日より新たに英文ロゴタイプを制定

東京農工大学創基150周年記念事業 第1弾
創基150周年を超えて~人とかがやく農工大の新たな歴史~
4月1日より新たに英文ロゴタイプを制定

 東京農工大学は、2024年に創基150周年を迎えることを記念し、様々な事業を実施いたします。
 1874年(明治7年)、現在の新宿御苑の地にあった内務省勧業寮内藤新宿出張所に置かれた「農事修学場」と「蚕業試験掛」が本学のルーツです。野菜や果物などの品種改良や栽培方法の確立を行ってきた農事修学場が現在の農学部に、当時重要な産業であった養蚕や製糸に関する試験研究を行ってきた蚕業試験掛が現在の工学部になりました。我が国の農業、産業の礎を築くために誕生してから150年。本学は、時代の移り変わりとともに、教育・研究を拡充しながら、未来を担う人材を育成し、科学技術を通じて社会の抱える課題の解決に果敢に挑んできました。
 そして創基150周年の節目を迎える今、東京農工大学は、「地球をまわす世界第一線の研究大学へ」をビジョンに掲げ、科学的探究を通じ、人の価値を知的に社会的に最大に高める世界第一線の研究大学としての道を歩んでいます。本学では、国際連携に基づく教育研究活動の推進や、食料やエネルギーの供給の安定化、環境負荷を低減する全ての活動の価値化、さらには生きがいをもって心身共に豊かに暮らすために必要な新たな社会基盤の強化などと連動する一連の活動を、創基150周年記念事業と位置づけています。
 東京農工大学創基150周年記念事業が、ステークホルダーの皆さまとの絆を深め、創基以来の歴史を振り返るとともに、新たな時代へとさらに大きく羽ばたく本学の姿を、多くの方に知っていただく機会となることを願っています。

東京農工大学創基150周年記念事業実施概要

 2024年に創基150周年を迎えるにあたり、本学の歴史や現在の取り組みを、多くの方に知っていただくため、2023年5月~2025年5月の期間、創基150周年の積極的な広報活動を行うとともに、2024年5月~11月に様々な企画を実施してまいります。
 今後実施する企画については、順次、報道関係者のみなさまにご紹介させていただくとともに、公式サイトでもご紹介いたします。

英文ロゴタイプを制定し、国際展開を加速

 創基150周年を機に、本学の国際的な活動をさらに加速させるため、2024年4月1日に、英文ロゴタイプを制定しました。本学では、学長ビジョンに「地球をまわす世界第一線の研究大学へ」を、第4期中期目標の中で、「教育研究活動の高度化・国際化」を掲げ、世界トップクラスに比肩する研究大学を目指して、戦略的に国際的なプレゼンスを高める分野を定め、国内外の優秀な研究者や学生を獲得できる教育研究環境の整備を進めています。
 本学の英語名称Tokyo University of Agriculture and Technologyの略称「TUAT」は、教育研究活動の中でかねてより使われ、本学の名称として海外で広く認識されています。新たに「TUAT」のロゴタイプを制定することで、海外における本学の認知度向上を目指します。

◆ 英文ロゴタイプデザイン

 ◆ 英文ロゴタイプのデザインコンセプト

 「A」と「T」の文字に、翼をモチーフにシンボル化したラインを配し、農と工が協調しながら、未来へ向かって成長していく様を表現しています。風と葉(植物)をイメージしたグリーンのラインは自然環境を、情報の伝達や化学、波形をイメージしたブルーのラインは、工学系の流れを表現しています。山・森・海・空などの自然を想起させるグリーンとブルーの色と、躍動感のあるデザインで、SDGsに積極的に取り組む姿勢を打ち出し、本学の基本理念である「使命志向型教育研究-美しい地球持続のための全学的努力」(MORE SENSE)を表しています。
 「TU」の文字には藍鉄色(深い青緑色)を用いることで、農学と工学の融合を表現しました。


◆本件に関する問い合わせ◆
東京農工大学 総務部総務課広報室
TEL:042-367-5930
E-mail:koho2(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

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