〔2015年11月16日リリース〕東京農工大学「グローバルイノベーション研究機構」シンポジウムを開催

~世界トップ外国人研究者、重点研究分野の戦略的研究チームより発表~
東京農工大学グローバルイノベーション研究機構
シンポジウム開催


東京農工大学(学長:松永是、本部:東京都府中市)は、国立大学法人関連予算において重点配分を受けることにより、機能強化の取組を行っています。理系のグローバルイノベーション人材を育成するため、新たな研究特区となる「グローバルイノベーション研究機構(平成28年4月に新研究院を設置予定)」を設置・運営し、平成26年度から平成28年度までを導入と推進の期間として将来へつなげる取組を推進しています。

本研究機構では、食料、エネルギー、ライフサイエンスの3つの研究重点分野を設置し、スーパー教授として海外から採用する世界トップレベルの外国人研究者と、本学の教授・准教授等が、「農作物の生産力向上」、「東アジアの越境大気汚染の解析」、「キャパシタ」、「LED開発」、「イオン液体の応用」、「タンパク質科学」及び「生命医科学」等に取り組む研究チームを結成して、世界トップレベルの国際共同研究を推進しています。
研究チームでは、若手研究者を中心に先端研究にチャレンジする際のサポート機能を一貫して強化することにより、理系技術のみならず、経営力及び研究成果の実用化に優れた人材を育成し、国際共同研究の実施数及び国際共著論文数の増加につなげると共に、研究成果の社会への還元・貢献を図ります。この世界トップ外国人研究者と協働し優れた若手教員を育成する本取組は、大学改革と機能強化を促進し、関連分野のシステム改革にも波及効果をもたらすものと考えています。

この度、研究成果、進捗状況、今後の展望等を発表するシンポジウムを開催する運びとなりました。本シンポジウムでは外国人研究者5名、ならびに12の戦略的研究チームよりそれぞれ発表を行います。
当日は報道関係者の皆様のお席を用意させていただきます。ご多忙中とは存じますがご出席・ご取材賜れば幸いです。(※シンポジウムの使用言語は全て英語となります。)

◆開催概要◆
【開催日時】 2015年11月19日(木)13:00~18:00
【開催】東京農工大学小金井キャンパス
新1号館1階 グリーンホール
所在地:東京都小金井市中町2-24-16
(JR中央線東小金井駅より徒歩10分)

【シンポジウム参加者】
●外国人研究者
[エネルギー分野]
Prof. Bo Monemar (Linköping University / Lund University, Sweden)
Prof. Bruno Scrosati (Italian Institute of Technology, Italy)
[食料分野]
Prof. Richard J. Simpson (La Trobe University, Australia)
Prof. John Ralph (University of Wisconsin-Madison, USA)
[ライフサイエンス分野]
Prof. Hideaki Nagase (University of Oxford, UK)
●学長、理事、戦略的研究チーム教員、学生他、合計200名程度


<スケジュール>

13:00~13:05 シンポジウム開催挨拶 松永 是 学長
13:05~13:15 来賓挨拶 義本 博司 文部科学省 大臣官房審議官(高等教育局担当)
13:15~13:25 GIR機構の取り組み概要 宮浦 千里 GIR機構長
13:30~14:55 エネルギー分野(大野・熊谷・直井・桑原研究チーム)
外国人研究者発表(各:講演15分・討論5分)
Bo Monemar 教授
Bruno Scrosati 教授
研究チームによる発表(各:発表6分・討論4分)
14:55~15:10 休憩
15:10~16:35 食料分野(平澤・高橋・畠山・船田研究チーム)
外国人研究者発表(講演15分・討論5分)
Richard J. Simpson教授
John Ralph教授
研究チームによる発表(各:発表6分・討論4分)
16:35~16:50 休憩
16:50~17:55 ライフサイエンス分野(千葉・稲田・田中・早出研究チーム)
外国人研究者発表(講演15分・討論5分)
Hideaki Nagase教授
研究チームによる発表(各:発表6分・討論4分)
17:55~18:00 閉会挨拶 堤 正臣 理事(広報・国際担当)・副学長

※シンポジウムの使用言語は全て英語とする。


【ご参考資料・ホームページ】
・グローバルイノベーション研究機構 シンポジウムポスター等(別紙参照)
グローバルイノベーション研究機構ホームページ

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