サプリメント、医薬品原料、香料、バイオ燃料等の生物生産の効率化に期待!~古細菌の祖先型メバロン酸経路は倹約上手?~

サプリメント、医薬品原料、香料、バイオ燃料等の生物生産の効率化に期待!
~古細菌の祖先型メバロン酸経路は倹約上手?~

 名古屋大学大学院生命農学研究科の 邊見 久 准教授らの研究グループは、東京農工大学大学院農学研究院の 川出 洋 教授との共同研究で、超好熱性古細菌注1)Aeropyrum pernixが持つATP注2)消費の少ないメバロン酸経路注3)を新たに発見しました。これまで未発見であった2つの酵素を経由する同経路は古細菌注4)に広く分布しており、おそらく、進化の歴史の早い段階で生じた祖先型の代謝経路だと考えられます。メバロン酸経路はイソプレノイド注5)と呼ばれる多様な天然化合物の原料となる物質を供給する経路であるため、この発見により、サプリメントや医薬品原料、香料、バイオ燃料、その他工業原料などを含む有用イソプレノイドの生物生産が効率化できるようになると期待されます。


 この研究成果は、平成30年9月17日付(日本時間9月18日4時)米国科学雑誌Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America電子版に掲載されました。
 なお、この研究は、日本学術振興会科学研究費助成事業新学術領域研究「生合成リデザイン」(17H05437)、挑戦的萌芽研究(26660060、16K14882)、および武田科学振興財団、ノボザイムズジャパン、発酵研究所の支援のもとで行われたものです。

詳しくは、以下をご参照ください。
 名古屋大学WEBサイト(別ウィンドウで開きます)

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