三菱UFJ環境財団寄附講座公開シンポジウムの開催について

三菱UFJ環境財団寄附講座公開シンポジウムの開催について
東京農工大学農学部は東日本大震災の原発事故による放射性物質汚染に対して何ができるか

 東京農工大学農学部では、平成29年度農学部特別講義III (三菱UFJ 環境財団寄附講座)の一環として、本学学生だけでなく一般市民の方々も対象とし、公開シンポジウム「東京農工大学農学部は東日本大震災の原発事故による放射性物質汚染に対して何ができるか」を開催いたします。
 本シンポジウムにおいては、東日本大震災の福島第一原発事故による放射線物質汚染の生態系被害の 現状とその修復方法などを本学農学部教員が講演し、参加者とともに東日本大震災の原発事故による放射性物質汚染に対して何ができるかを考えます。

1 日  時
  平成29年8月2日(水) 13時00分から17時00分まで

2 場  所
  東京農工大学府中キャンパス 農学部本館1階 講堂 (東京都府中市幸町3-5-8)
  キャンパスマップはこちら

3  講演内容
(1) シンポジウムの趣旨説明 (13:00〜13:05)
  伊豆田 猛 (東京農工大学 農学部 環境資源科学科 教授)
(2) 福島復興支援プロジェクトの概要 (13:05〜13:15)
  横山 正 (東京農工大学 農学部 生物生産学科 教授)
(3) 森林に降った放射性物質の行方と里山利用の復活 (13:15〜13:40)
  戸田浩人 (東京農工大学 農学部 地域生態システム学科 教授)
(4) 森林-渓流生態系の放射性物質移動: 震災後1年と5年の比較 (13:40〜14:05)
  五味高志 (東京農工大学大学院 農学府 国際環境農学専攻 教授)
(5) 放射性セシウムを米に蓄積しにくいイネ品種の開発 (14:20〜14:45)
  大川泰一郎 (東京農工大学 農学部 生物生産学科 教授)
(6) 植物と微生物を利用した農耕地からの放射性セシウムの除去技術 (14:45〜15:10)
  横山 正 (東京農工大学 農学部 生物生産学科 教授)
(7) 放射能汚染ときのこの科学 (15:10〜15:35)
  吉田 誠 (東京農工大学 農学部 環境資源科学科 准教授)
(8) 福島県に生息する野生げっ歯類におけるセシウムの汚染状況とその影響 (15:50〜16:15)
  林谷秀樹 (東京農工大学 農学部 共同獣医学科 准教授)
(9) 総合討論 (進行役: 伊豆田 猛) (16:15〜17:00)

4 参加申し込み及び問い合わせ
東京農工大学 農学部 環境資源科学科 教授 伊豆田 猛
メールアドレス: izuta(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

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