2013年7月26日東京農工大学とミラノ大学(イタリア・ミラノ)が包括的協定を締結

東京農工大学とミラノ大学(イタリア・ミラノ)が包括的協定を締結 ~グローバルな人材育成を目指す「リーディングプログラム」の協力体制を強化~


国立大学法人東京農工大学(学長:松永 是、本部:東京都府中市)は、世界規模の食料・環境・エネルギー問題を解決できるグローバルな人材育成を目的とした新たな教育プログラム「東京農工大学リーディングプログラム」(5年一貫制の博士課程による学位取得システム)を平成25年度から開設しました。
当該教育プログラムを運営・実施するに当たり、ミラノ大学(イタリア・ローマ)と包括的協定を新たに締結いたしました。この協定は双方の大学の学長同士が署名し、7月25日(木)10時(現地時間)、イタリア・ミラノのミラノ大学にて、ミラノ大学からは、Prof. Graziano Zocchiが、本学からは、西村直章理事・副学長が出席し、協定書を取り交わしました。
ミラノ大学が日本の大学と包括的協定を締結することは、国立大学法人としては東京大学に続いて2番目となり、その他明治大学、同志社大学、早稲田大学がミラノ大学と協定を締結しています。
本学はこれまで『持続発展可能な社会の実現』に向けた課題について、農学と工学及びその融合領域からなる特色を生かした教育研究を通して、実社会での課題解決及びその実現を担うイノベーション人材の育成に努めてきました。
ミラノ大学とは、本年1月に本学の千葉 一裕 教授/学長補佐(別添資料添付)がミラノ大学を訪問し、当該教育プログラムのプレゼンテーションを行い、ミラノ大学が本学の主旨に強く賛同を示し、以後、学生及び教職員の派遣・受け入れを含めた教育・研究プログラムの実施等について交渉が進み、今回の包括的協定を締結する運びとなりました。
本学は去る7月22日には国際連合食糧農業機関(FAO)との包括的協定を結び、7月24日にはフィレンツェ大学を訪問し、本学とフィレンツェ大学との包括的協定を締結する方向で合意を得ました。今回の調印も含めてイタリア国内での連携・協力関係を強化し、本学のリーディングプログラムは一層、活発化することが期待されます。

写真左より
ミラノ大学Prof. Graziano Zocchi
東京農工大学 西村直章 副学長(理事)

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