ウイルス感染が寄生虫感染の症状を軽減 ―子牛下痢症における新たな制御戦略につながる発見―
ウイルス感染が寄生虫感染の症状を軽減
―子牛下痢症における新たな制御戦略につながる発見―
発表ののポイント
- ロタウイルスとクリプトスポリジウムは、子牛下痢症の主要な原因となる重要な病原体であり、両者の共感染がしばしば認められています。
- 自然感染した子牛を対象とした調査により、ロタウイルスの不顕性感染が、後続するクリプトスポリジウム感染による下痢期間を有意に短縮することを明らかにしました。
- 細胞実験により、ロタウイルス由来タンパク質(NSP4)が寄生虫の感染を抑制することを見いだしました。
- 本研究成果は、ウイルスと寄生虫の共感染が必ずしも症状の悪化につながらないことを示すとともに、子牛下痢症に対する新たな制御戦略の構築につながる可能性を示すものです。
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