2023-04-21 農業分野専攻実習(果樹専攻実習)「梨の樹の更新」

府中キャンパスの果樹園には、大きな大きな梨の樹があるワン!
樹齢は推定約50年。
梨園では約30年で更新するのが良いとも言われているので、かなりベテランの樹だワン。
去年、古木を何本か撤去したところに、農学部 生物生産学科2年生の「農業分野専攻実習」(果樹専攻実習)の授業で、新しく苗木を植えると聞いて、見学に来たワン。

まずは、写真2~5枚目のように、4メートル間隔で、四角い穴を掘るワン。

穴は1メートル四方で、深さ40~50センチメートル。

学生さんたちがスコップで手際よく掘っていくワン。

次は、写真6枚目。
掘った土に、骨粉とたい肥を混ぜるワン。
それを穴に戻して、写真7枚目のように、苗を植えるワン。

ここには「幸水」の樹があったけど、今回植えたのは、「あきづき」という品種だワン。
「あきづき」は、2001年に品種登録された比較的新しい品種。
「新高」と「豊水」をかけあわせたものに、「幸水」をかけあわせたもので、
「豊水」より少し遅い時期に、甘くておいしい実がなるそうだワン!

写真8枚目は、伴琢也准教授による講義の様子。
苗の植え方だけでなく、種苗法で守られた品種の取り扱いなどについて、
詳しく説明があったワン。

写真9枚目、10枚目は、果樹園にある大きな「幸水」の樹。
「棚仕立て」で管理されていて、剪定するのに知識が必要なんだワン。
新しい「あきづき」の樹は、「V字樹形」に仕立てていくそうだワン。
こちらは、剪定がしやすいので、梨園を後継者に引き継ぐようなときにも、
継承がしやすいんだワン。

甘くておいしい「あきづき」が食べられるのは、3年後。
5年後には成木になり、1本の樹で30kgの梨が取れる見込みだそうだワン。

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