2022-06-06 地域生態システム学科の教育「パッケージ・プログラム制」

先週金曜日に続き、農学部地域生態システム学科の「基礎測量実習」の授業の様子を紹介するワン。
写真1枚目、学生さんが測量した値をノートに記入しているところを見せてもらったワン。
写真2枚目は、班のみんなで協力しながら、測量しているところ。
写真3枚目のように、松本武准教授がそれぞれの班をまわりながら、機器の使い方や、目盛りの読み方、コミュニケーションの取り方などを丁寧に指導しているワン。
実習で実際に手を動かしながら教えてもらうと、わかりやすいワン。

地域生態システム学科の学びの特徴の1つが、学科専門科目を組み合わせた独自のパッケージ・プログラム制による教育。
森林と田園や公園、農山村と都市地域に広がる生態系や人間の関わりに関して学ぶ地域生態システム学科では、自然・応用科学から人文・社会科学にわたる幅広いことが学べるのが魅力だワン。
充実した科目の中から、パッケージ・プログラム制で系統的に学ぶことで、専門性を深めることができるんだワン。

測量に関する授業には、この「基礎測量実習」だけでなく、実際に農工大の演習林で測量を行う「山地測量学実習」や農工大の構内を測量した後PCを使って数値地図を作成する「空間情報学実習」、そして演習林で林道の測量設計を行う「森林生産システム学実習」などもあるワン。
必要なプログラムを修了し、決められた科目群から所定の単位数を取得すると、「測量士補」という国家資格が得られるんだワン。
さらに1年間以上の測量実務経験を積めば、測量士の国家資格が取れるワン。

せっかく測量について学んだので、キャンパスからちょっと足を延ばして、東京都千代田区にある「日本水準原点」を見に行ったワン。
それが写真4枚目の建物。
日本の標高は、東京湾の平均海面を標高0mとして測られているけど、海面は潮の干満で変わっちゃうから、東京湾の平均海面を地上に固定するために日本水準原点が設置されたんだワン。
これが日本の標高の基準となる場所だと思うと、気持ちが引き締まるワン。

農工大で測量を学び、測量のお仕事をしている卒業生はきっとたくさんいるワン。
学生さんたちが、この実習で学んだことを活かし、先輩たちと同じように卒業後に活躍するのをハッケンコウケンも応援しているワン!

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