2022-06-03 基礎測量実習「水準測量」

今日、6月3日は「測量の日」!

というわけで、農学部地域生態システム学科の「基礎測量実習」の授業を紹介するワン。
基礎測量実習は、森林コースと工学コースに分かれ、キャンパス内で色々な測量を行いながら、測量学で学ぶ測量の基礎を身につける実習。

府中キャンパスで、学生さんが測量の機械を覗いているのを見かけて、いつか見学したいなと思っていたワン!

今回見せてもらったのは、松本武准教授による森林コースの実習。
森林コースを受講する学生さんは50人で、さらに「森林科学」と「生態系」の2つのグループに分かれているワン。

写真のみなさんは、森林科学のグループ。
都道府県の森林技術系公務員や、森林コンサルタントの業務に必要な測量技術の基礎を学んでいるんだワン。
森林系技術公務員の方のお仕事では、ダムや道路の設計や、災害復旧のために、測量の技術が必要だワン。

ちなみに、生態系のグループでは、フィールド調査や木のマップづくり、測樹に必要な測量技術を身に着けるワン。同じ授業だけど、どんなお仕事に活かすかによって、学ぶ内容が違うんだワン。

さて、今日の実習は、図書館と生協の間の道路の「水準測量」。
水準測量は地盤の高さを測るもので、写真1枚目の水準儀(レベル)で、写真2枚目のように、高さを知りたい地点に立てた「箱尺(スタッフ)」という長―いものさしの目盛を読み、水準儀の目線の高さから箱尺を立てた地点の高さを求めるものだワン。
標尺に書かれている値を読むためのビデオカメラみたいな形の観測器が「水準儀(レベル)」。
このほかに、写真3枚目で学生さんが持っている高さを目視で確認するための紅白の縞模様のポールや、長い巻き尺を使うワン。

道具の使い方や、目盛りの見方など、実習で学ぶことはたくさん!
松本先生のアドバイスを聞いたり、班のみんなで話し合ったりしながら、真剣に取り組んでいるワン。

来週は、地域生態システム学科の学びの特徴である「パッケージ・プログラム制」について紹介するワン。

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