2025-05-15 育林学実習「植栽・枝打ち」

先週に続き、群馬県みどり市で行った農学部 地域生態システム学科の「育林学実習」の様子を紹介するワン。
2日目はフィールドミュージアム(FM)草木に移動して、「植栽・枝打ち」の実習だワン!
午前中は、木の苗を植える「植栽」の実習。技術職員の皆さんが、あらかじめ収穫しなかった枝葉や幹をまとめて棚積みにする「地ごしらえ」をしてくれていたワン。

まずは写真1~2枚目のように、スギの苗を背中に担いで、約1.5mの案内棒を頼りに、碁盤の目のように植えていくワン。苗をまっすぐ植えてしっかり踏み固め、最後に肥料をあげるワン。みんなで横に並んで、どんどん斜面を登りながら植栽していったワン!
午後は枝が折れにくいヒノキを使って、樹木から余分な枝を切り落とす「枝打ち」の実習。枝打ちは節のない良質な木材を育てるための大切な作業で、林内が明るくなり植生の回復に効果があるワン。

写真3枚目は、学生さんたちが作業しているところ。ムカデはしごで枝のあるところまで登ったら、その後は枝を伝って登り、樹木の上のほうの日光がよく当たっている葉が付いている枝は残し、その下の陰になっている枝から下の枝を落としていくワン。

写真4~5枚目、ハッケンコウケンもムカデはしごの上まで登ってみたワン!
枝打ちでは、枝を切り落とす前に、枝の下に伐りこみを入れておくのがポイントだワン。そうしないと、枝の重みで下側の樹皮が剥がれ、木を傷めてしまうことがあるんだワン。道具は枝打ち用のナタを使うことが多いけれど、熟練していないと危ないので、実習では枝打ち用のノコを使ったワン。

いい眺めだワン♪

写真6~7枚目、枝打ちロボット「やまびこ」の運転を技術職員さんに見せてもらったワン!小さなチェンソーがついていて、幹を回りながら登っていき、枝を伐ってくれるワン。重たくて山の急斜面を持って歩くのが大変だけど、人間が木に登らずに枝打ちできる便利なロボットなんだワン。

「やまびこ」が枝打ちする様子。
お天気にも恵まれて、とても充実した実習になったワン!
作業を頑張った後に、林道で食べたお昼のお弁当は格別においしかったワン!
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