工学府[博士前期課程、博士後期課程、専門職学位課程]
工学府[博士前期課程、博士後期課程、専門職学位課程]についてのご紹介です。
NEWS&TOPICS
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学府長メッセージ
東京農工大学大学院工学府は、1966年に大学院工学研究科(修士課程)を本学で初めて設置し、1989年に博士課程を新設するに伴って大学院工学研究科(博士前期・後期課程)に改組し、現在に至ります。以来、「自らの専門領域について最先端の研究や技術開発に関する知識を身につけ、その専門領域において独創性の高い研究を担い、持続的に問題解決と研究開発を行える人材」を送り出してきました。
本学工学府のミッションを「世界を変える新しい知を創生すること」と定めています。世界を変える新しい知を創生するためには、オリジナリティーを持った研究者による自由な研究が大切です。また、オリジナリティー豊かな教員による教育により、「世界を変える新しい知を創生すること」のできる修了生を輩出することを目指しています。自然科学に関する基礎知識と倫理観を備え、最先端研究・技術開発に活用できる知識を身につけ、課題設定・解決能力とともに他者とのコミュニケーション能力を備えた修了生を育成していきます。
本学工学府は、本年度2023年度からの改組により、工学部の6学科をベースとして、ダイレクトに高度な専門分野の教育研究につなげられるよう、6専攻の博士前期課程・博士後期課程に再編いたしました。また、産業技術開発の即戦力となる人材を育成する産業技術専攻の専門職学位課程および、東京外語大学と電気通信大学と本学の三大学の共同で設置した文理協働の博士人材を養成する共同サステイナビリティ研究専攻も有しています。高度な専門能力だけでなく、広く学際的な視点も併せ持った人材を育成するための、分野を超えた協働が可能な体制を構築しています。
工学府長 中村 暢文
2023年4月工学府の新教育課程がスタート!!
東京農工大学大学院工学府(博士前期課程・博士後期課程)では、2023年4月に改組しました。
詳しくは、こちら のページをご覧ください。
工学府(博士前期課程・博士後期課程)改組のリーフレットは、こちらをご覧ください。
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工学府の概要
大学院工学府(博士前期課程、博士後期課程、博士課程(後期3年)および専門職学位課程)では、わが国の重点施策分野である、生命・情報・ナノテクノロジー・材料などの分野で世界をリードする研究成果を背景に、社会で活躍できる技術者・研究者を目指す学生を国内のみならず、世界各国から広く受け入れています。独創的で最先端の研究を誇る教員と最新鋭の研究設備のもと卓越した研究環境を提供し、その成果として、今日まで1,288名の博士と、11,892名の修士、655名の技術経営修士を養成してきました。
平成31(2019)年4月には東京外国語大学、電気通信大学および本学の3大学が共同で、国際社会で即戦力となる「文理協働型人材を育成」することを目的に、博士課程(後期3年)の大学院「共同サステイナビリティ研究専攻」を設置し、令和5(2023)年4月には、工学部の6学科をベースとして、ダイレクトに高度な専門分野の教育研究につなげられるよう、6専攻「生命工学専攻、生体医用システム工学専攻、応用化学専攻、化学物理工学専攻、機械システム工学専攻、知能情報システム工学専攻」の博士前期課程・博士後期課程に再編しました。「欅(ケヤキ)型教育による工学系知的プロフェッショナル人材の育成 ~専門性の幹を育て、多様性の枝を広げる」3つの科目群(学際パッケージ科目群「医薬・創薬」「エネルギー・環境・マテリアル」「ロボティクス・AI」、総合知科目群、工学実践科目群)を教育課程に編成し、「複雑多様化する現代社会の持続的な発展と問題解決に自ら挑戦し続ける人材」を養成しています。
博士後期課程では、前期課程修了者、専門職学位課程修了者のほか、企業や研究機関に在職したままの社会人も受け入れており、産業界にも広く開かれた大学院になっています。修了生は就職先企業からの評価も極めて高く、専攻ごとにきわめて細やかな就職支援を行っていることもあり、求人倍率や就職率は常に高い水準を保っています。また、大学などの教育研究機関や企業の研究開発部門で活躍している本学の博士後期課程修了者も数多くいます。
産業界との共同研究の実績は、国内の大学の中でも常に上位にランクされ、研究成果を産業界に技術移転するとともに、ベンチャーの起業を行うなど、新技術や新産業の創出にも大きく貢献しています。国際化にも積極的に取り組んでおり、各専攻には英語のみで修了することが可能な「国際専修」を設けており、欧米やアジア各国のトップの大学と学術交流協定を締結し、多くの大学院学生を受け入れるとともに、本学からも多くの大学院学生に研究留学をする機会を与えています。在学中には、学術的に高く評価される国際学術誌に研究成果を発表するとともに、国際会議などで最先端の成果を発表しており、各種の賞を受賞しています。また、学生には各種奨学金を得る機会を紹介するだけでなく、本学独自の研究奨励金制度を制定し、勉学や研究に専念できるような環境を整え、高度な専門能力だけでなく、広く学際的な視点も併せ持った人材を育成するための、分野を超えた協働が可能な体制を構築しています。
学びの目的
工学府は、自然環境と科学技術に関心を持ち、常に自己を啓発し、広い知識と視野を持ち、高い自主性と倫理性に支えられた実行力を有し、国際社会で活躍できる技術者・研究者を目指す学生を国内外から広く受け入れます。
最近の科学技術の発展は目覚ましいものがあり、技術・情報が高度化、先端化すると同時に種々の専門分野に関連する境界領域や総合領域における発展も著しいものがあります。
工学府は、このような時代の要請に対応する科学と工学の基礎学問から先端応用技術に至る広範囲の研究教育を教授し、幅広い学識と高度の研究能力を有する独創性豊かな学術研究者、専門技術者を養成することを目的と特色としています。
博士前期課程・博士後期課程
生命工学専攻
生命工学専攻(博士前期課程・博士後期課程)の紹介です。
生命の探求と新たな分野・産業の創出へ
生命工学専攻の紹介
化学、生命科学、工学の3つの分野を柱として、分子・遺伝子レベルから固体に至るまでさまざまな階層を対象とし、生命現象の理解と最先端の医療、医薬品開発、環境保全、エネルギー生産などの様々な応用に取り組んでいます。
多様な専門分野を網羅的に研究・教育することで、生命工学分野・関連産業を牽引し、人類が直面している諸課題に果敢に挑戦する世界トップレベルの人材の輩出を目指します。
キーワード
再生医工学, レギュラトリーサイエンス, 構造生物学, 生体模倣技術, ゲノム工学, 免疫工学, 核酸エンジニアリング, 分子医薬工学, 組織工学, 細胞工学, バイオインフォマティクス, バイオエレクトロニクス, プロテインエンジニアリング, ゲノミクス・プロテオミクス, 創薬, マリンバイオテクノロジー, バイオ支援技術開発, ナノバイオテクノロジー, 植物バイオ
生命工学専攻長メッセージ
生命工学とは、生命現象のしくみを理解し、それを応用して私たちの暮らしに役に立つものを生み出すことを追求する学問分野です。具体的には、医薬品・機能性食品、医療・診断に使う材料やデバイス、バイオエネルギーなどを研究開発するための基礎を学びます。また、このようなモノづくりを支援する分析技術、インフォマティクスも学びの対象です。生命工学は、生命科学の基礎から社会実装に向けた応用までを幅広く包括する学問分野であると言えます。
本専攻は、日本初の生命工学専攻として、全国の大学に先駆けて生命工学のエキスパートを育成するカリキュラムを作成し、これまで多くの優れた人材を社会に送り出してきました。本専攻の各研究室では、最先端の装置や技術を駆使しながら、世界初の研究開発や新しい研究分野の開拓、社会実装に向けた企業との共同研究を展開しております。そして本専攻で学ぶ学生が、化学、生命科学、工学等を基礎として、将来の社会貢献を意識した実践的な研究に取り組むことのできる体制を整えております。
生命工学専攻の オリジナルページはこちら をご覧ください。
生体医用システム工学専攻
生体医用システム工学専攻(博士前期課程・博士後期課程)の紹介です。
集合知が創る医療イノベーション
生体医用システム工学専攻の紹介
本専攻では、生体医用工学の高度な専門知識に加え、医療技術開発戦略で重要な許認可規制、保険償還、安全・品質管理等の学際的知識を修得します。異分野の専門家・技術者との協働を通じて、医療イノベーションのための課題を発掘し、解決に向けたプロセスを設計・実行する実践的な能力を身に付けるとともに、様々な産業分野の技術を革新的な医療・ヘルスケア機器開発に橋渡しできる、高度で知的な素養を備えた人材を養成します。
キーワード
生体機能, 医用メカトロニクス, 医用デバイス, 医用イメージング, 生体フォトニクス
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応用化学専攻
応用化学専攻(博士前期課程・博士後期課程)の紹介です。
原子や分子の制御で革新的な物質の創製を
応用化学専攻の紹介
生命、環境、資源、エネルギー等に関連した多くの問題を本質的かつ抜本的に解決し、社会の発展を持続していくために、化学の重要性がますます高まっています。応用化学専攻では、物質の最小単位である原子に視点を置き、様々な様式で結合させることにより、その多彩な特性を効果的に発現させ、これまでの概念を打破する新しい性質の分子(物質)を創製し、広範な科学技術の礎として広く社会に貢献することを目指しています。
キーワード
有機化学, 無機化学, 物理化学, 触媒化学, 高分子化学, 材料化学
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化学物理工学専攻
化学物理工学専攻(博士前期課程・博士後期課程)の紹介です。
化学工学×物理工学で持続可能な未来をつくる
化学物理工学専攻の紹介
化学工学と物理工学とを統合的に深く広く理解し、エネルギー・環境・新素材等に関連する装置、システム、高度な計測・解析手法の先端研究へ活用する専攻です。現代や将来直面する諸問題を発見し、解決する能力を発揮し先導的な役割を担える専門家、持続型社会の形成に貢献し社会的・国際的に活躍できる研究者・技術者を育成します。研究の意義や成果を論理的でわかりやすく説明できる能力と、コミュニケーション力も養成します。
キーワード
化学工学, 物理工学, エネルギー変換, 低環境負荷・高効率生産システム, 新素材創製, 光エレクトロニクス, 量子技術・ナノ材料, 環境技術・計測デバイス, 大規模シミュレーション
化学物理工学専攻長メッセージ
「化学工学」と「物理工学」の専門的知識を統合的に深く広く理解し、エネルギー・環境・新素材、これ等に関連する装置の開発、システムの開発や操作・制御、高度な計測・解析手法などについての先端研究へ活用する専攻です。研究活動や大学院の講義により、今後のVUCA (変動性 volatility・不確実性 uncertainty・複雑性 complexity・曖昧性ambiguity) 社会に必要とされる、現代や将来の諸問題を多面的に考察・判断して取り組むべき課題を自ら発見して解決する能力やその活動に伴う創造力を身に付けることができます。そして、これらの能力を発揮して企業や社会活動で先導的な役割を担える専門家や、持続型社会の形成に貢献し社会的・国際的に活躍できる研究者・技術者を育成します。
さらに、企業や海外の研究機関との共同研究や学会発表と論文発表など、他者の研究に触れて議論をする機会を通じて、研究の意義や成果を多面的に考えて論理的でわかりやすく説明できる能力とコミュニケーション力も養成します。
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機械システム工学専攻
機械システム工学専攻(博士前期課程・博士後期課程)の紹介です。
未来を拓くハイパーマシンを、君が創る
機械システム工学専攻の紹介
機械システム工学の発展と革新を通じて、持続可能かつスマートな社会を実現し、人類のフロンティアを開拓するイノベーション人材の育成を目指しています。スマートモビリティ、デジタルものづくり、ロボティクス・ナノメカニクスの3つを軸に、数学・物理学を基盤とした機械システム工学の先端技術及び関連する専門知識に係る教育を推進するとともに、知能情報技術や、分野横断的な知を融合した専門教育を実施します。
キーワード
ロボティクス, スマートモビリティ, 航空宇宙工学, 生産システム, 先端材料, エネルギー工学, ナノ・マイクロシステム
機械システム工学専攻長メッセージ
私たちは機械なくしては成り立たない社会に生きています。良好な地球環境の維持、ウェルビーイングの実現、さらには宇宙への進出などの課題において、自然や人間と調和する機械がますます求められています。当専攻では、スマートモビリティ、デジタルものづくり、ロボティクス・ナノメカニクスの3つを軸に、明るい未来を拓き、地球スケールで活躍する技術者・研究者を目指す人が集っています。
本専攻を構成する約30の研究室では、それぞれの分野で「世界初」の成果を挙げています。また、鉄道総合技術研究所、宇宙航空研究開発機構、産業総合技術研究所などの連携機関での研究活動に従事できることも本専攻の特徴です。さらに、企業との共同研究も活発に行っており、社会実装を強く意識した研究課題に取り組むことも可能です。博士後期課程は、社会人活動と並行して研究に取り組めるよう課程を工夫しており、そのような学生が約半数を占めています。
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知能情報システム工学専攻
知能情報システム工学専攻(博士前期課程・博士後期課程)の紹介です。
高度情報化社会の未来を切り拓く
知能情報システム工学専攻の紹介
現代社会の根幹を支える情報工学、電気電子工学の先端技術及び関連する専門知識を修得できる専攻です。国際的に活躍できる高度IT技術者・研究者の養成を目的としています。30名を超える専任教員によって提供される多様な教育プログラムが用意されています。また、インターンシップや海外派遣、修士論文の執筆を通じて、社会ニーズに基づく新たな学理や技術を探求・考案できるようにし、高度な研究開発力を身につけます。
キーワード
プログラミング、アルゴリズム、計算機アーキテクチャ、オペレーティングシステム、システムソフトウェア、データベース、 人工知能、情報理論、セキュリティ、ネットワーク、パターン認識と機械学習、モーションコントロール、オペレーションズ・リサーチ、バーチャルリアリティ、ヒューマンインタフェース、コンピュータグラフィクス、画像処理、自然言語処理、信号処理、音響工学、 ナノデバイス、電磁波、通信工学、電子デバイス、マイクログリッド、パワーエレクトロニクス
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博士課程
共同サステイナビリティ研究専攻
東京外国語大学、東京農工大学、電気通信大学の西東京三大学による共同サステイナビリティ研究専攻(博士後期課程)の紹介です。
専門職学位課程
産業技術専攻
先鋭的な工学研究を通して研究開発能力と技術経営の知識を養う「産業技術専攻」(専門職学位課程)の紹介です。
専攻(2023年4月専攻改組前設置)
博士前期課程
工学府博士前期課程(修士)は『生命工学専攻』、『応用化学専攻』、『機械システム工学専攻』、『物理システム工学専攻』、『電気電子工学専攻』、『情報工学専攻』の6つの専攻により構成され、いずれも今日の先端科学技術を支える専門分野に対応しています。
各専攻はそれぞれの専門分野に応じて2〜4の専修より構成され、これを母体とする幅広くかつ強力な教育研究体制をとっています。
機械システム工学専攻
機械システム工学専攻(博士前期課程・博士後期課程)の紹介です。
物理システム工学専攻
物理システム工学専攻(博士前期課程)の紹介です。
博士後期課程
工学府博士後期課程(博士)は『生命工学専攻』、『応用化学専攻』、『機械システム工学専攻』、『電子情報工学専攻』、『共同サステイナビリティ研究専攻』の5つの専攻により構成され、いずれも今日の先端科学技術を支える専門分野に対応しています。
- 学術領域の教育研究分野に対応するため、学問の普遍的体系に基づいた大専攻による強力な指導体制で教育研究を行います。博士論文の研究指導は、学際領域の研究にも対応できるように、複数指導体制をとっています。
- 従来の高度であるが非常に狭い専門の教育研究による弊害を除去するため、博士論文のテーマと異なる研究テーマについて、文献調査研究を行い、幅広い知識を修得し、また柔軟な思考力を育成します。
- 授業では、各教員が実際に研究を行っている分野についての内容を中心として教授します。
- 修士の学位を有する社会人だけでなく、学部卒業後 2 年以上の社会人も積極的に受け入れます。
機械システム工学専攻
機械システム工学専攻(博士前期課程・博士後期課程)の紹介です。
シラバス検索
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