2025-12-23 地域生態システム学実習Ⅱ(森林Bルート)「里山管理フィールドワーク実習」①

今年も農学部地域生態システム学科1年生の授業「地域生態システム学実習Ⅱ(森林Bルート)」で、戸田浩人教授や学生さんと一緒に、狭山丘陵の里山に広がる都立野山北・六道山公園での里山管理フィールドワーク実習に行ってきたワン。

写真1、2枚目、午前中は公園管理のボランティア活動を体験したワン。
公園ボランティアの方たちの指導のもと、里山の下刈りを行うワン。

写真3枚目、下刈を開始!横一列に並び、鎌でびっしりと茂った足元のササを刈っていくワン。
気温の低い日だったけれど、風は穏やかで日光があたる場所はポカポカ気持ちよかったワン。
みんな頑張って!!

写真4枚目、作業はどんどん斜面上へと進んでいくワン。
下刈りすることで林床が明るくなって、落葉広葉樹の葉が出る前の春に、花を咲かせるカタクリなどの春花植物が保護されるんだワン。

写真5、6枚目、熊手などで刈り終わった下草を集め、ビニールシートなどを使って近くの刈草の集積場へ運び、落ち葉と一緒に積んで置くんだワン。
ここで幼虫などが育って、やがて有機物が分解され腐葉土となり、植物の生育に役立つんだワン。

写真7枚目、下刈作業後、ボランティアの方に教えてもらいながら、使い終わった鎌などの道具を砥石で研ぎ、油をつけて、錆びないようにお手入れしているんだワン。
下刈作業には道具も大切なんだワン。

集合場所の里山民家は公園の中心的な場所で、とても立派な茅葺(かやぶき)屋根なんだワン。
また、里山民家に入る門は、屋根が檜皮葺(ひわだぶき)でつくられているワン。
檜皮はヒノキの外側の樹皮をはがしたもので、これを何層にも重ねて屋根をつくる伝統的な工法でつくられているんだワン。

お昼ごろになると里山民家の前で、子供たちが鬼ごっこやコマ回しをして遊んでいたり、縁側で日向ぼっこをしながらおしゃべりを楽しむ人もいたり、とってもいい感じ。

午後は、広い公園を散策しながら、大学院生に自然環境などについて解説をしてもらったワン。
こちらは次回紹介するワン。

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