研究室・教員一覧

先進学際科学専攻

教授

秋澤 淳 教授

学位 博士(工学)
研究分野 エネルギーシステム解析
研究テーマ エネルギーシステム工学、熱エネルギー変換
e-mail akisawa(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

エネルギーや資源は限られているため最も効率的に利用することが地球温暖化問題などの長期的な視点から要請されています。一方で様々なエネルギー技術の開発が行われていると同時に、市場の規制緩和などのエネルギー政策も大きく変動しています。このような多様なオプションの元で最も望ましい状態を明らかにするとともに、種々の外部要因がもたらす影響を評価する研究がシステム分析です。私の研究室では最適化型モデルを用いた手法により、コジェネレーションなどの熱の多段階利用に基づく省エネルギー技術や省エネルギー政策の評価に関する研究を行っています。また、排熱や太陽熱を有効利用して冷熱を供給できる熱駆動冷凍サイクルの応用について研究しています。


 

有馬 卓司 教授

学位 博士(工学)
研究分野 電磁波工学
研究テーマ 電磁波のシミュレーション,アンテナの開発,電磁波に対する新媒質の開発,メタマテリアル
e-mail t-arima(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

本研究室では、電磁波を用いてより豊かな生活を実現するために、電磁波の基礎から応用まで幅広い研究を行っています。基礎研究としては、電磁波の特性をコンピュータ内で再現するシミュレーション技術の開発を行っています。電磁波のシミュレーションが精度良く行えれば、実験の必要がなくなり、費用や時間の面で大きなメリットがあります。また、電磁波を効率よく放射・受信するにはアンテナが欠かせません。アンテナの開発もシミュレーション技術を活用して行っています。応用研究としては、電磁波に対して、これまで自然界には存在しない特性を示す構造の開発を行っています。これまでアンテナなどは電磁波の波長により大きさが決まります。この制約を開放しより自由にアンテナを配置する技術の開発も行っています。このように本研究では、電磁波のシミュレーション技術をコアとし、低い周波数から高い周波数まで電磁波に関する幅広い研究を行っています。


 

石田 寛 教授

学位 博士(工学)
研究分野 環境機械システム
研究テーマ ロボティクス、センサ、嗅覚、バーチャルリアリティ
e-mail h_ishida(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

オスの蛾は遠方から性フェロモンの匂いをたどり、メスを探し当てることができます。カニやザリガニは、暗い海底や湖底で鋭敏な嗅覚を使い、餌を探し出します。私の研究室では、匂いをたどる生物の行動を模倣し、匂いやガスの発生源を突き止めるロボットを世界に先駆けて開発しました。ガス漏れ探知や危険物探索などの応用を目指し、様々なロボット嗅覚センシングシステムの開発を行っています。また、センシングした嗅覚情報をバーチャルリアリティシステム上で再現する技術の開発にも取り組んでいます。関連分野における海外の研究室とも連携しながら、研究・教育を推進しています。


 

岩見 健太郎 教授

学位 博士(工学)
研究分野 環境光システム
研究テーマ ナノマイクロシステム、MEMS、NEMS、光工学、光学素子
e-mail k_iwami(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

光波長よりも小さなスケールで物質を加工すると、その屈折率を自在に制御できるようになります。このようにして作られた物質はメタマテリアルと呼ばれ、光の状態を多様に変換し、新たな機能を引き出すことが可能となります。当研究室では、精密に設計されたメタマテリアルを応用して、極薄高機能レンズや立体映像技術(ホログラフィ)、マイクロセンサなどへの応用を研究しています。これらの実現により、量子技術から分析・計測、バイオ応用まで幅広い領域での破壊的イノベーションを目指します。


 

梅澤 泰史 教授

学位 博士(農学)
研究分野 生物応答制御科学
研究テーマ 植物分子生物学、生化学
e-mail taishi(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

温暖化や干ばつ等の地球環境問題は、世界の農業生産に影響を与えています。今後の持続的な食糧生産のために、環境変化に耐える農作物の開発が求められています。私たちの研究室では、植物がいかにして環境の変化を感知し、その情報をどのように処理しているのか、といった基本的なメカニズムを研究しています。植物細胞内における遺伝子レベル、タンパク質レベルでの現象を捉え、シグナル伝達機構を解明することが目的です。このように基礎的な研究を行う一方で、その成果を実際に応用して環境耐性植物を作出することにも挑戦します。研究材料としては、モデル植物のシロイヌナズナを中心に、イネやマメ科作物等も扱う予定です。


 

Wuled Lenggoro 教授

学位 博士(工学)
研究分野 微粒子工学、移動現象論
研究テーマ 物質・流体・熱の移動現象、環境計測技術、生物システム応用
e-mail lenggoro(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

私たちは、天然資源や食料生産の課題、生態系の保全に貢献することを目指しています。微粒子工学、物質・流体・熱の移動現象、化学プロセス、生物システムという異なる領域を横断する研究に取り組んでいます。ミクロレベルでは微粒子の動きを、マクロレベルでは地球規模の気候変動を含めたさまざまなスケールでの物質やエネルギーの移動を考慮しています。さらに、生物システムから着想を得て、それを工学的に応用する研究も展開しています。これまでの博士研究のテーマ例として、バイオ材料創製、植物内粒子輸送、多孔質媒体中の熱・流体移動、エアロゾルによる機能性薄膜形成などが挙げられます。教育面では、国際的・学際的な視点から複雑な課題に取り組める人材を育成しています。


 

荻野 賢司 教授

学位 博士(工学)
研究分野 物質機能設計
研究テーマ 有機材料科学
e-mail kogino(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

人工的な光合成システムの構築は材料科学者にとって大きな夢のひとつです。光合成システムに限らず、生物は自己組織的な手法で、さまざまな機能を有するユニットをナノサイズレベルで有機的に配置・連結させ、人工システムが模倣できない優れたシステムを創造しています。これらは、ナノレベルの空間の中で実現された多機能多相系システムです。当研究室ではこのような優れたシステムを人工材料で実現するため、有機半導体のナノ構造制御に関する研究を行っております。有機半導体は光合成と類似したプロセスを通じて光を電気に変換したり、光照射により材料の屈折率を変化させることができる材料で、その特性を最大限に引き出すためには、”生物に学んだナノ構造制御”が不可欠です。そのために自己組織的にナノレベルの周期構造を与えるブロック共重合体のような多機能性高分子を、目的に応じて設計し、合成しています。


 

梶田 真也 教授

学位 博士(農学)
研究分野 資源生物創製科学
研究テーマ 植物工学、細胞工学
e-mail kajita(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

植物は、人間のように移動しながら生育する環境を変えることができないため、内的・外的な環境の変化に対応する特異な機能を進化させてきました。生育環境に適した個体の形づくり、劣悪な成育環境下で受けるストレスへの応答、病虫害に対する防御など、植物独自の形態形成機能や自己防衛手段を持っています。このような植物特有の機能の発現メカニズムを明らかにすることを通じて、我々が直面する環境・資源問題を解決するための糸口を見出したいものです。私たちの研究室では、植物細胞の持つ多様な物質代謝機能を解析し、環境浄化に貢献する植物やバイオマスの資源化に寄与する樹木など、新しい植物の開発をめざしています。


 

小山 哲史 教授

学位 博士(獣医)
研究分野 進化生態学、動物行動学、獣医行動学
研究テーマ 社会性、個体間相互作用、共生、問題行動、
e-mail skoyama(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

社会性を有する動物は、他個体と相互作用しながら意思決定を行う。多くの場合、社会を構成する個体は均一でなく、相互作用による影響は非対称になる。社会性昆虫は一つの巣の中に繁殖個体と労働個体という明確なカーストが見られるため、社会における個体の行動を解析するモデルである。そこで本研究室では社会性昆虫であるアリを用いて、社会における動物の行動が、どのような要因によって制御されているか、どのように進化してきたかに着目して研究を行っている。また、個体間の相互作用は異種間で行われることもある。そのような関係性を解析するため、ペットの問題行動に着目し、その行動と関連するペットと飼い主の関係性の解明を行っている。


 

篠原 恭介 教授

学位 博士(工学)
研究分野 細胞生物学・マウス遺伝学
研究テーマ 哺乳類運動繊毛の分子基盤・分子シャペロンが神経変性疾患の原因となるアミロイド線維を壊す原理
e-mail k_shino(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 


 

鈴木 丈詞 教授

学位 博士(農学)
研究分野 食料生産システム
研究テーマ 植物ダニ学、応用昆虫学、昆虫生理学
e-mail tszk(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

虫(主な研究対象は、ダニと昆虫)の小さな体に秘められた優れた環境適応の仕組みを紐解き、持続可能な食料生産への貢献を目標としています。特に、虫が複雑な環境からどのような情報を、どのように取得し、どのように処理し、どのように応答し、結果として繁栄に至ったのか、これらの問いの解明に取り組んでいます。最近の研究テーマは、1)ハダニ類による植物の操作、2)植物−ハダニ類−カブリダニ類間の化学コミュニケーション、3)カブリダニ類の捕食行動、4)コナダニ類の化学定位行動、5)ダニや昆虫の休眠と季節適応、6)昆虫の睡眠と老化、7)食用昆虫の生産システムなどです。害虫/益虫の弱点を探る基礎研究と、それぞれの弱点を突く/ケアする応用研究を両輪で進めています。


 

銭 衛華 教授

学位 博士(工学)
研究分野 物質機能応用
研究テーマ 触媒化学工学、水素化脱硫、石油精製、水素製造、バイオマス
e-mail whqian(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

循環型社会の形成のための環境保全やエネルギー資源の有効利用技術の開発を目指して、天然ガス・石油・石炭といった化石燃料からクリーンエネルギーの製造や再生可能な資源であるバイオマスから再生可能なエネルギー・化成品の製造および温室効果ガスである二酸化炭素から液体燃料や有用な化成品の製造に関する触媒・プロセスの研究・開発を行っています。具体的に、石油資源の高効率利用のための重質油の水素化アップグレーディング触媒・プロセスの開発、触媒・酵素によるバイオマスからのバイオ燃料及びバイオマテリアルの製造用新規技術の開発、及び二酸化炭素の接触水素化や二酸化炭素の電気化学還元よりクリーンエネルギーやマテリアルの製造触媒・プロセスの開発を行っています。


 

富永 洋一 教授

学位 博士(工学)
研究分野 物質エネルギー設計
研究テーマ 高分子機能、電気化学
e-mail ytominag(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

電解液に依存する既存のLiイオン二次電池に代わり、引火や爆発などの危険性が少なく、成形加工性に優れ、薄膜軽量化が可能な次世代の固体電池に注目が集まっています。当研究室では、電解液やゲル状電解質に匹敵する速いイオン移動が可能な固体高分子電解質(SPE)の創製に挑んでいます。SPEの高イオン伝導化が実現すれば、折り曲げ可能な電池や使用環境に依存しない燃料電池など、次世代電源の実用化が期待されます。当研究室では、二酸化炭素の有効利用、機能性無機材料との複合化、ポリマーブレンドによる構造制御など、新しい高分子の合成や複合化、イオン伝導度の改善技術開発を通じ、SPEによる新電池の実用化を目指しています。


 

豊田 剛己 教授

学位 博士(農学)
研究分野 生態系型環境システム
研究テーマ 土壌微生物学、微生物生態学、生物防除
e-mail kokit(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

世界の人口が急増しています。増え続ける人口を支えるには食糧生産の増加が急務であり、地球温暖化、土壌劣化等の地球規模の環境問題を考慮すると、如何に持続的にこの緊急課題を克服するかが重要です。持続的農業生産システムの確立・向上を究極の目的とし、以下のことに大きな関心を持っています。農業生産には収奪が伴いますから、持続的な農業を維持するには、堆廐肥等何らかの有機物を施用することが必須です。有機物連用土壌を一つのシステムと捉え、細菌やカビ、原生動物といった微生物、土壌動物を含めた生物間相互作用を明らかにし、微生物的側面からシステムの安定性、生産性について考えていきたいと思っています。


 

中嶋 吉弘 教授

学位 博士(理学)
研究分野 大気化学
研究テーマ 大気汚染、光化学オキシダント、温室効果気体
e-mail nakasima(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

  光化学オキシダントや地球温暖化に代表される大気環境問題では、大気中の微量成分の排出量や化学反応過程、消失過程などを把握することが重要となります。大気微量成分の排出の要因は、人間活動や生物活動、自然現象など様々です。また化学反応過程についても、太陽光をエネルギー源とした光化学反応や不要とする暗反応、表面や液滴を反応場とする不均一反応などを把握する必要があります。
 私たちの研究室では主に光化学オキシダント生成において重要視される大気微量成分を対象とし、野焼きや山林火災などのバイオマスの焼却に伴う汚染物質の排出量の評価を行っています。また、太陽光を利用した温室効果気体の長期観測により都市郊外地域における温室効果気体の排出量変動の要因の解明などを行っています。これらの研究では高精度の計測と解析技術を必要とします。得られた結果をモデリングに組み込むことで、大気環境問題の原因の解明や対策につなげられると期待されます。


 

中田 一弥 教授

学位 博士(理学)
研究分野 機能材料科学
研究テーマ 機能材料の合成と応用
e-mail nakata(ここに@を入れてください)go.tuat.ac.jp

光機能性材料は、光エネルギーを電気エネルギーへと変換したり、センサーやフィルターとして利用されるなど、様々な場面で役に立っています。当研究室では、光エネルギーを化学反応エネルギーへと変換する光機能性材料を開発し、それが誘導する化学反応を利用した環境汚染物質や有害微生物の除去、およびありふれた資源から化学品や薬剤などの有用物質(ソーラーケミカル)を作り出すことなどを研究しています。また、光機能性材料を利用して、宇宙環境で暮らすための環境維持および資源利用技術の開発を行っています。当研究室は、地球や宇宙において無尽蔵に存在する光エネルギーを利用できる光機能性材料を武器にして、化学や生物の知識を融合的に活かした基礎および応用研究を進めています。


 

西舘 泉 教授

学位 博士(工学)
研究分野 生体医用光学
研究テーマ 生体機能分光、メディカルフォトニクス
e-mail inishi(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

私たちの体は大きさや機能の異なる多くの細胞により構成され、メラニンやヘモグロビンなどに代表される、生命活動に不可欠ないくつかの色素蛋白を含んでいます。例えば皮膚に光を当てると、その一部は体内に入り込み、細胞組織や色素により散乱、吸収されます。この生体と光の相互作用は組織構造や色素の種類、状態により異なる分光(スペクトル)特性を示すことが知られています。私の研究室ではこの生体の分光特性を積極的に利用することで生体組織の機能情報を非侵襲的に計測する方法について理論的及び実験的な検討を行なっています。
 食料、エネルギー、環境問題に加え、グローバルヘルスケアもまた人類生存のために世界規模で取り組むべき重要な課題の一つであると言えます。近年目覚ましい発展を遂げている医療技術の進歩は、これまでに多くの人命を救い、健康寿命の延伸とQOLの向上に貢献してきました。一方で、資源に乏しい低・中所得国、紛争地域、水・電気の供給が無い、または不安定である場所や、病院から遠く専門医へのアクセスが限られるような場所、いわゆる「Low-resource settings」の環境で暮らす人々の多くは、十分な医療サービスを享受できずにおり、健康と医療に関する不公平性が存在しています。私たちは、生体医用光学を基盤とし、「Low-resource settings」の環境でも利用可能な、低価格で耐久性があり、かつ安全、高品質で効果的な医療機器の開発と実用化に向けた取り組みを行っています。


 

福田 信二 教授

学位 博士(農学)
研究分野 水資源計画学、生態水理学、エコインフォマティクス
研究テーマ 水資源、水域生態系、データ駆動モデル、プロセスベースモデル
e-mail shinji-f(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

農業生産性の向上と自然環境保全の調和のためには、流域の水循環を理解したうえで、水源~用水路~農地~排水路~河川の連続性について考える必要があります。農業-水-生態系の複雑な関係性の解析には、理論に基づくプロセスベースモデルとともに、実測データに基づくデータ駆動モデルの統合的な利活用が有効です。特に、近年の技術開発が著しい新規計測技術を用いることによって、これまでにないデータが収集できるようになっており、新たらしい発見と現象への理解深化が期待できます。こうした背景のもと、私たちの研究室では、生態水理学(Ecohydraulics)およびエコインフォマティクス(Ecoinformatics)の視点から、計測・解析・モデリング・情報統合に関わる技術開発と応用研究に取り組んでいます。


 

藤波 香織 教授

学位 博士(情報科学)
研究分野 メディア情報学
研究テーマ ユビキタスコンピューティング、IoT、行動認識、知的ユーザインタフェース
e-mail fujinami(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

スマートフォンを筆頭に鏡や歯ブラシに至るまで、身の回りのモノに情報処理、計測、出力、通信機能が組み込まれて実世界と仮想世界が融合する世界(ユビキタスコンピューティング環境)が可能になりつつあります。そのような世界を意味あるものとするために当研究室では、入出力装置や情報処理の要素技術の開発に取り組んでいます。例えば、効果的な情報提示のための視認性推定と提示制御技術や、装着型センサによる人間や動物の状態推定技術、日常物の入出力インタフェース化、などが挙げられます。また、付加価値生成や問題解決を目指した先進的な応用システムの提案にも取り組んでいます。研究成果の蓄積を通じてシステム構成法や評価法の確立にも挑みます。


 

堀田 政二 教授

学位 博士(工学)
研究分野 パターン認識、機械学習、AI応用
研究テーマ 分類器の設計と理論、画像・動画の検索/認識、課題特化型AI・機械学習手法
e-mail s-hotta(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

当研究室では、パターン認識・機械学習の理論と応用を横断し、エントロピーを基礎とする認識モデルの設計、画像・映像の検索・理解を中心に研究しています。
データ構造を活かした堅牢なアルゴリズムを重視し、少量データや現場制約下でも機能する実用的AIの実現を目指します。工学と農学の連携を含む学際的プロジェクトを通じ、理論から実装・評価まで一貫して取り組みます。


 

水内 郁夫 教授

学位 博士(工学)
研究分野 ロボティクス
研究テーマ ロボットの身体構造・制御・情報処理・人工知能・応用(家庭・厨房・農業・対話・等)
e-mail mizuuchi(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

様々なタイプのロボットの研究をしています。世界初の筋骨格型ヒューマノイドを始め、人に関する知見を学び、それを参考に色々と考えたロボットを作ります。人の身体構造に学んで、筋骨格型ロボットや、バネ・ゴムを組み込んで瞬発力を発揮する動的制御の研究、空気圧人工筋肉の活用を研究しています。人の制御に学んで、多体系システムの運動連鎖の研究、人の操縦上達過程からの機械学習なども研究しています。人の情報処理に学んで、実世界認識、片付け、農作物収穫、人工知能などを研究しています。また、人間の心の仕組みに学んで、ロボットと人との関わりに関する研究も行っています。


 

村上 尚 教授

学位 博士(工学)
研究分野 結晶工学、半導体工学
研究テーマ ワイドバンドギャップ半導体結晶成長、創・省エネルギーデバイス用材料開発
e-mail faifai(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

次世代、次々世代のエネルギー変換デバイス、いわゆるパワーデバイス用のワイドバンドギャップ半導体材料(GaN, Ga2O3, AlN, InGaN混晶等)に関する研究開発を行っています。金属塩化物を前駆体とする気相成長により、高純度・高品質の半導体結晶を高速で成長する方法の探索を行い、将来のエネルギー問題解決やカーボンニュートラルへの貢献を目指しています。具体的には、熱力学をベースとする結晶成長挙動の予測や流体力学計算を利用した反応管設計、またそれを具現化した結晶成長装置の構築・成長実験を通して、効率的に新規の半導体材料開発・研究の推進を行っています。


 

准教授

赤井 伸行 准教授

学位 博士(学術)
研究分野 環境モニタリングシステム
研究テーマ 振動分光学、素反応解析
e-mail akain(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

現在の地球環境科学では対象となる分子の濃度分布などを計測するだけではなく、分子が環境中でどのような化学変化をしていくのかが問題となっています。たとえ同じ分子であっても大気中と水溶液中では全く異なる反応性を示すことが数多くあり、物質循環モデルを構築するうえでも個々の反応機構を知ることが必要とされています。そこで、様々の分光法や理論的手法を用いて、分子や錯体の光反応機構を均一媒体である気相や、不均一媒体であるエアロゾル・氷/水溶液中など多様な環境条件下で研究しています。また、複数の分子が会合したクラスターの幾何構造の違いに依存するような新たな光反応経路の探索も行っています。


 

浅田 洋平 准教授

学位 博士(農学)
研究分野 水理学、農業水利学
研究テーマ 農業水利システム、水理解析モデル、非定常流況解析
e-mail asada1994(ここに@を入れてください)go.tuat.ac.jp

 

干ばつ、集中豪雨、猛暑などの異常気象や人手不足が加速する社会において食糧生産を持続可能なものとするには、農業水利システムにおける水管理と施設管理を各ケースに応じて適切にカスタマイズする必要があります。これを実現するため、本研究室では農業水利システムの高精度な水理解析モデルの開発を行っています。実測データによる流況把握や模型実験による流れの動態解明によってモデルを精緻化し、開発したモデルを用いてシステム全体の流況と状態を予測することで最適な水管理・施設管理計画の策定が可能になります。さらに実測データとシミュレーション生成データを用いた深層学習モデルの開発により予測の高速化を目指しています。特にパイプラインにおける水利用予測と漏水検知に力を入れて研究に取り組んでいます。


 

池上 貴志 准教授

学位 博士(工学)
研究分野 エネルギーシステム統合
研究テーマ 分散エネルギー管理、再生可能エネルギー、電力需給制御
e-mail iket(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーを電力システムに大規模に組み込むことが期待されています。電気エネルギーは大量に蓄えることが難しいため、電気の使用量に合わせて発電量を調整する必要があります。しかし、気象条件の影響を受けて発電量が大きく変動する太陽光・風力発電が大量に普及すると、電力システムを安定的に運用するのが難しくなります。私の研究室では、電力システムの運用に適した再生可能エネルギー発電の制御手法の開発や、住宅等における電力消費量を制御する手法の開発を行っています。また、そのような仕組みを社会に組み込むための制度設計を行い、システム評価の研究を行っています。


 

大島 草太 准教授

学位 博士(工学)
研究分野 機械材料学
研究テーマ 複合材料工学、材料強度学、接着接合工学、衝撃工学
e-mail oshima(ここに@を入れてください)go.tuat.ac.jp

 

機械構造物の安全な運用や高機能の材料開発には、機械材料がどのようなメカニズムで壊れるかを理解する必要があります。本研究室では主に微視的な損傷や破壊現象に着目し、従来は困難とされてきた損傷・破壊のリアルタイム観察技術の開発や、これらの実験結果に基づいたメカニズム解明、高精度なシミュレーション技術の構築に取り組んでいます。また、画像処理や機械学習技術を援用した実験データの解析技術開発にも取り組んでいます。その他に、持続可能な社会の実現に向けて、リサイクルが可能な材料技術の開発にも取り組んでいます。


 

古宮 嘉那子 准教授

学位 博士(工学)
研究分野 自然言語処理
研究テーマ 語義曖昧性解消、情報抽出、領域適応、転移学習など
e-mail kkomiya(ここに@を入れてください)go.tuat.ac.jp

 

コンピュータを使って、言葉の研究を行っています。専門的に言うと、人工知能の研究に含まれる、自然言語処理という研究分野です。大量のデータ(問題集)をコンピュータに与えて、規則性を発見し、新しい問題を解けるようにする技術、「機械学習」を使って実現していきます。当研究室では、特に、言葉の意味を文脈によって理解させたり、欲しい情報を抽出したりするタスクを対象に研究を行っています。また、ある分野についてあまりデータがないときに、別の近い分野の知見を転用、併用して低リソースで精度の高いシステムを作成する研究をしています。例えば、新聞のデータを利用したブログのデータ用のシステムや、現代文のデータを用いた、古文用のシステムなどを作っています。


 

庄司 佳祐 准教授

学位 博士(農学)
研究分野 small RNA、エピジェネティクス、バイオインフォマティクス
研究テーマ piRNAを介した"非自己"との関わりの解明
e-mail kshoji(ここに@を入れてください)go.tuat.ac.jp

 

我々生物の設計図であるゲノムは、実は約半分がトランスポゾンと呼ばれるウイルス様のDNA配列によって占められています。私たちが研究しているのは、トランスポゾンを抑制するために動物が獲得したPIWI-interacting RNA (piRNA)と言う仕組みです。piRNAは、トランスポゾンに対応した配列を持ち、ゲノム中に存在する"非自己"配列であるトランスポゾンの増殖を抑制します。次世代に伝わる生殖細胞を持つ生殖巣においてpiRNAは機能しており、piRNAの機能不全は不妊の原因になります。私たちは、piRNAが、どのようにして"非自己"を見分けているのか? トランスポゾン以外の"非自己"との間ではどのような働きをするのか? を明らかにすべく、生物情報学や分子生物学を組み合わせて研究しています。


 

瀋 迅 准教授

学位 博士(工学)
研究分野 機械学習、制御工学
研究テーマ 安全強化学習、確率モデル予測制御、
不確かさ定量化、人間支援
e-mail shen(ここに@を入れてください)go.tuat.ac.jp

 

 機械学習と制御工学を軸に、データ駆動型モデリングと意思決定を「現実の環境で安心して使える形」にするための研究を進めています。データ駆動型の方法は、未知の状況にも柔軟に対応できる一方で、学習の不確かさや環境変化により性能が揺らぐことがあります。そこで、理論的な保証と実装可能性を両立させながら、信頼性・安全性を意識した学習と制御の設計原理を整備することを目指しています。具体的には、確率制約付き最適化を基盤として、信頼できる安全強化学習、確率モデル予測制御、スナップショットデータ駆動制御、予測モデルの不確かさ定量化などに取り組んでいます。応用としては、超高齢社会に向けた個別適合型の運転支援・教育や、疾患の超早期予測・予防、健康行動支援システム・介護支援システムの開発など、未然防止型社会の基盤に資する技術の構築を進めています。


 

鈴木 康規 准教授

学位 博士(獣医学)
研究分野 動物衛生学、微生物学、細菌学
研究テーマ 細菌の病理発生機序の解明と新規予防・治療法の開発
e-mail ysuzuki(ここに@を入れてください)go.tuat.ac.jp

 

医学・獣医学において疾患の原因となる微生物は重要視されます。また、生命科学に関する多くの知見は微生物の研究から得られたものであり、多くの分野で微生物は欠くことのできない研究素材です。近年、微生物の増殖、変異、病原性発揮、感染動態などを理解する上で、計算科学の技術や大規模情報データを処理するバイオインフォマティクスは欠かせない技術となっています。私たちは、配列解析、構造解析、オーミクス解析等のバイオインフォマティクスを利用して、微生物特に細菌性疾患の病理発生機序の解明と新規予防・治療法の開発について取り組んでいます。


 

瀨戸 繭美 准教授

学位 博士(理学)
研究分野
研究テーマ
e-mail seto(ここに@を入れてください)go.tuat.ac.jp

 

  • 詳細プロフィール

 

橋本 洋平 准教授

学位 Ph. D.
研究分野 地盤環境学
研究テーマ 地盤環境学、環境化学
e-mail yhashim(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

土壌中の栄養や有害元素を分子レベルで分析し、どのような化学状態で存在しているのかについて研究しています。植物や微生物が土壌から元素を取り込むためには、その元素が土壌中で溶解している必要がありますが、その溶けやすさを決めるのが元素の化学状態です。例えば、有害金属で知られるヒ素は、5価の「ヒ酸」よりも3価の「亜ヒ酸」の化学状態で存在している方が、環境中で移動しやすく、毒性も高いです。元素の化学状態が分かれば、生物や環境中における毒性や吸収についてのメカニズムの解明につながります。私たちは分子レベルで土壌や水中の元素状態を分析し、環境中での元素の動態や、環境修復技術ならびに植物に吸収されやすい高機能肥料の開発に取り組んでいます。


 

花崎 逸雄 准教授

学位 博士(工学)
研究分野 非線形・非平衡系
研究テーマ 統計力学・力学系に基づく物質・物体のしなやかな振る舞い
e-mail hanasaki(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

主に非線形力学系や非平衡統計力学の視点を通じて、最先端の機械工学を基点に分野横断的な研究を展開している。具体的な対象としては、ゆらぎの熱力学の工学応用を含めソフトマターやナノテクノロジーに関する現象を取り扱うことが多い。また、流体中に秩序構造を生み出す抽象コンセプトからは、飲料中に飲料で3D描画できる技術も産学連携で実現している。これらは、分子レベルから目に見えるスケールまで、時間と空間の解像度に応じて顕在化する現象の階層性を見通したトランススケールの応用力学でもある。しなやかなダイナミクスの追究は、ソフトロボティクスや材料物性を活かした知的な応答の実現につながっている。


 

福谷 洋介 准教授

学位 博士(工学)
研究分野 化学受容、知覚制御、生物工学
研究テーマ 生物の嗅覚のしくみの解明と知覚制御への展開
e-mail fukutani(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp

 

生物がもつ高度な化学受容機構の仕組みを分子・細胞レベルで解明するとともに、得られた知見を応用して知覚の制御や人工バイオセンサの開発に取り組んでいます。
特に、環境中の匂い分子を高感度かつ選択的に認識する嗅覚は、生命が外界を理解する重要な化学感覚の一つです。にもかかわらず、分子構造と「匂いの感じ方」との対応関係は、いまだ十分に解き明かされていません。私たちは、精製タンパク質の解析から動物の行動試験、ヒトの官能評価試験に至るまで多様な手法を駆使し、分子認識から知覚・生理応答に至る過程を生物工学的に統合的に理解・設計することを目指しています。


 

山田 宏樹 准教授

学位 博士(工学)
研究分野  信号処理、機械学習、画像処理
研究テーマ  グラフ信号処理・機械学習、Computational imaging、回折イメージング
e-mail k-yamada(ここに@を入れてください)go.tuat.ac.jp

 

信号処理・機械学習・数理統計学の手法を基盤として、科学的発見を支援するAI(AI for Science)の研究や様々な実問題に取り組んでいます。 データ駆動型のアプローチは多くの自然科学分野で重要性を増しており、我々はその中でも、理論的な枠組みと実践的な応用の両立を目指しています。とくに、グラフ構造を持つデータの解析(グラフデータ解析)に注力しており、複雑な対象間の関係性を明示的に考慮した解析技術の開発を進めています。これにより、従来の手法では見落とされがちな構造的な特徴や依存関係を明らかにし、新たな知見の獲得につなげることを目指しています。また、計測インフォマティクスの観点から、コヒーレント回折イメージングなどの計測技術と情報科学を融合させた研究にも取り組んでいます。実験データの高精度な解析や、計測手法そのものの最適化に関する研究を通じて、次世代の科学研究基盤の構築を目指しています。


 

講師

田畑 美幸 講師

学位 博士(工学)
研究分野 バイオエレクトロニクス
研究テーマ バイオセンサ、電気化学、界面科学
e-mail tabata-bsr(ここに@を入れてください)go.tuat.ac.jp

 

長寿・健康に対する人々の関心が高まっている背景に加え、稀少疾患や難治疾患の治療法の確立も社会的に重要であり、疾病を特異的に検出する検査法や小型診断デバイスの開発が期待されています。特にがんのプレシジョンメディシンにおいてはリキッドバイオプシーが注目されています。医療従事者以外でも簡便に扱えるリキッドバイオプシープラットフォームの開発を目指し、医療/生命科学の知識と半導体技術を融合し、生体分子を電気化学的に計測するバイオセンサの創製に取り組んでいます。健康長寿社会が抱える課題を解決するデバイス作りを目標にしており、情報や通信技術と組み合わせることでスマート社会における新たな社会基盤の構築を推進します。


 

助教

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