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国立大学法人 東京農工大学先端産学連携研究推進センター
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銭 衛華

セン エイカ

QIAN Eika W.

銭 衛華

工学研究院 応用化学部門, 教授

メールアドレス

whqian[at]cc.tuat.ac.jp([at]を@に変換してください)

ホームページ

http://www.tuat.ac.jp/~eqianlab/

研究分野

  1. A689 ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学), A27030 触媒プロセス、資源化学プロセス
  2. A489 ナノテク・材料, A34030 グリーンサステイナブルケミストリー、環境化学

研究キーワード

  1. 環境にやさしいエネルギーの製造に関する研究で、具体的に燃料油の水素化処理による硫黄フリーのグリーンエネルギーの製造や、酸化脱硫によるガソリンや灯油や軽油の超深度脱硫プロセスの開発、接触水蒸気改質反応を利用して、再生型エネルギー源であるバイオマス由来オイルから燃料電池用水素の製造、固体酸触媒によるバイオマスからバイオマテリアルやバイオ燃料の製造に関する研究を取り込んでいる。

研究テーマ

  1. 非可食植物油の水素化処理によるバイオジェット燃料の製造触媒・プロセスの開発
  2. 酸化反応による燃料油の超深度脱硫
  3. 固体酸触媒によるバイオマスからバイオマテリアル・バイオ燃料の製造
  4. バイオマス由来オイルの水蒸気改質による水素製造プロセスの開発
  5. 放射性同位元素標識法を用いた遷移金属硫化物触媒上の硫黄挙動の解析
  6. トリチウムトレーサー法を用いた石炭中の水素移動性の評価

教育・研究活動状況

  1. 環境にやさしいエネルギー製造および資源利用技術の開発
    石油は、我々の現代社会に欠かせないエネルギー資源です。しかしながら、燃料としてそのまま使用する場合には、その中に含まれた窒素や硫黄がNOxやSOx等の酸性ガスとして放出され、環境破壊を引き起こす。そこで、硫黄フリーなクリーン燃料油を製造するためにガソリンや軽油等の燃料油の水素化処理に関する触媒や新規プロセスの開発を取り込んでいます。また、地球温暖化の原因とする大気中の二酸化炭素の増加を抑制するため、エネルギーの利用効率を向上しなければなりません。そこで、触媒を用いて、水蒸気改質反応による再生化型エネルギー源であるバイオマスから水素の製造プロセスの開発にも取り込んでいます。

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