2021-11-01 農学部生物生産学科 大川泰一郎研究室「点滴灌漑」

府中キャンパスの農場をお散歩していたら、作業をしている学生さんを見つけたワン!
みなさん、#農学部 #生物生産学科 の大川泰一郎教授の研究室の学生さんだワン。
オレンジのかごに入っているのは…里芋!
1つの親芋に、お芋がどのくらいついているか、数えているところだワン。

写真2枚目、ハッケンの前にあるのが親芋だワン。
そして、コウケンの前にあるのが、子芋、孫芋、ひ孫芋。
1つの株で、こんなにたくさんのお芋ができるんだワン。

写真3枚目の学生さんの持っている親芋は、特別立派だワン!

こちらの里芋は「点滴灌漑」という方法で、栽培されたワン。
あまり聞いたことのない栽培方法だけど、イスラエルなどの乾燥した地域で、水を節約しながら作物を育てるのに使われている方法だワン。
里芋は、水田でも栽培されるほど、お水がだいすき。
日本は雨が多いけど、梅雨明けの暑い時期などには、水やりがとっても重要で、農家さんでは、畝の間に水を流すような方法で、栽培しているワン。
大川先生の研究室では、点滴灌漑を使って、少ないお水で効率的に里芋を栽培する方法を研究しているワン。

写真4枚目、コウケンの前にある黒いホースが、点滴灌漑のホース。
小さな穴があいていて、水が少しずつ土にしみこんでいくようになっているワン。
もうひとつ気になるのが、ハッケンが見ている小さな機械。

よく見ると、写真5枚目の白い箱みたいな機械に、つながっているワン。
これは、土に埋めておいて、土がどのくらい乾燥しているか調べるもの。
大川先生たちは、土の中の水分量を把握し、それを植物に与える水の量に反映させる技術を開発しているんだワン!

写真6枚目、収穫された里芋を洗うと、とってもきれい!
おいしそうだワン!!
こちらは「大野芋」という種類で、福井県東部の大野市の地場野菜。
なんと、戦国時代から育てられている品種だそうだワン。
子芋がいっぱいできるので、「親ぜめ」なんて別名もあるそうだワン。
大野芋はお店では「越前芋」という名前で売られていることもあるので、ぜひチェックしてみてほしいワン。

気になるお味は、煮崩れしにくく、加熱するとねっとり感とほくほく感が味わえるワン。
煮物はもちろん、そのまま茹でても、カレーやコロッケにしてもおいしいんだワン。
大川研究室には、「カレーはジャガイモじゃなくて、里芋じゃないと満足できない!!」という学生さんもいるそうだワン。

ここで作ったお芋は、農工夢市場(@nokoyumeichiba)でも、販売される予定だワン。
楽しみだワン!

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