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国立大学法人 東京農工大学先端産学連携研究推進センター
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下村 武史

シモムラ タケシ

SHIMOMURA Takeshi

下村 武史

工学研究院 応用化学部門, 教授

メールアドレス

simo[at]cc.tuat.ac.jp([at]を@に変換してください)

ホームページ

http://www.tuat.ac.jp/~simo/

研究分野

  1. A489 ナノテク・材料, A28040 ナノバイオサイエンス
  2. A489 ナノテク・材料, A29010 応用物性
  3. A489 ナノテク・材料, A30010 結晶工学
  4. A489 ナノテク・材料, A35010 高分子化学

研究キーワード

  1. 機能性高分子, 導電性高分子, シクロデキストリン, DNA, 電気伝導, FET, ナノ電極

研究テーマ

  1. 導電性高分子ナノワイヤ1本のFET特性
  2. 分子被覆導線1本の電気物性
  3. DNA1本の電気物性
  4. 非線形電気複屈折緩和測定装置の開発とソフトマテリアル系への応用

教育・研究活動状況

  1. 高分子のひも1本としての電気物性とその応用
     高分子はナノメートルサイズ(髪の毛の10万分の1)の直径をもった極めて細いひもです。これまで高分子の物性研究の中心は, そのひもが複雑に絡み合ったバルクの性質を調べることにありました。しかし, 「高分子らしさ」を最も反映するであろうひも1本の性質について調べてみたいという欲求に駆り立てられます。近年の著しい顕微鏡の発達は, この可視光の波長よりも細いひもを実際に観察するのみならず, 触って引っ張ることすら可能にしました。そこで電気の流れる高分子(導電性高分子など)を電極につけ, 究極に小さいダイオード・トランジスタ(分子エレクトロニクス)の実現を目指しています。  また, シクロデキストリンと呼ばれる環状のオリゴ糖は自己組織的にその環の内部に他の分子を取り込んだ超分子構造を作ります。例えば, 導電性高分子と混ぜれば, 高分子は取り込まれ, 高分子のまわりが糖で被覆された分子レベルの被覆導線が形成します。このように自己組織化を利用した分子エレクトロニクスのための材料開発も行っています。

共同研究希望テーマ

  1. ナノマテリアルを用いた新規デバイスの開発

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