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- 国立大学法人 東京農工大学先端産学連携研究推進センター
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RAKSINCHAROENSAK PONGSATHORN
ラクシンチャラーンサク ポンサトーン
RAKSINCHAROENSAK PONGSATHORN
工学研究院 先端機械システム部門, 教授
メールアドレス
pong[at]cc.tuat.ac.jp([at]を@に変換してください)
ホームページ
http://www.tuat.ac.jp/~pong
研究分野
- A789 社会基盤(土木・建築・防災), A25010 社会システム工学
- A289 情報通信, A20010 機械力学、メカトロニクス
- A289 情報通信, A20010 機械力学、メカトロニクス
- A689 ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学), A21040 制御、システム工学
研究キーワード
- 機械力学、自動車工学、制御工学、人間工学、情報理論
研究テーマ
- 外界情報を利用した知的車両運動制御
- 高齢者のための個人適合型運転支援システム
- ヒヤリハット分析と予防安全
- 操舵制御と駆動制御の統合による高度車両運動制御
- 人間の操舵特性とそのモデル化
- ハイブリッド電気自動車の駆動系制御に関する研究
- 危険予測型運転支援システム
- 高齢者の自立を支援し安全安心社会を実現する自律運転知能システム
- 人とつながるモビリティイノベーション拠点(名古屋大学COIと連携)
教育・研究活動状況
- 人間と共存する知的モビリティシステムを目指して!
近年日本では、交通事故死者数が年間8 000~10 000人前後で推移しており、交通事故件数は年間100万件程度で増加傾向を示している。したがって、交通事故を未然に防ぐ技術である予防安全装置は今後必要不可欠である。その中で、車両運動性能向上技術や運転支援システムが今後重要な安全装置になるであろう。究極の車(またはモビリティシステム)では、心地よい走りと優れた運動性能ばかりではなく、さらに、人間の運転意思および道路環境情報を取り入れた知能化車両制御システムへ進化し、安全性能にも重視する車になる。例えば、先行車自動追従走行や追突防止、車線維持制御、障害物回避などと多くの機能が統合された新しい安全走行システムが挙げられる。いわゆる、メカトロニクス車両(Mechatronics Vehicle)である。 しかしながら、これらのシステムを利用した上で自動車の安全走行を実現するためには、計測システムにより障害物との衝突の危険性、車線逸脱の危険性などを正しく認識し、人間に適切な情報を与え、あるいは操作支援を行わなければならない。多くの情報を人間が適切に処理できない、あるいは操作支援の介入が適切に行わなければ、かえって交通安全を阻害することになりかねない。 したがって、車両の情報システム・運動制御技術による究極なモビリティシステムを目指すためには、人間個人の特性に適合するヒューマンインターフェイスの設計が重要な要素となり、視認・操作が単純で使いやすく、かつフレンドリーで役に立つ人間運転支援システムを開発することが極めて重要な課題となる。これらの技術を開発することにより、人間と共存する次世代モビリティシステムを実現可能となる。
共同研究希望テーマ
- 自動車の運動制御の統合化
- 外界情報を利用した車両運動制御
- 人間協調型運転支援システム
- ヒューマン・マシンインタフェイスを考慮した予防安全システム