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- 国立大学法人 東京農工大学先端産学連携研究推進センター
E-mail:urac[at]ml.tuat.ac.jp([at]を@に変換してください)
※こちらは企業等との共同研究の連絡窓口となっております。
本学への留学や研究生としての受入れを希望される場合は、以下のホームページに記載されている各担当窓口にお問い合わせください。
https://www.tuat.ac.jp/admission/
金子 敬一
カネコ ケイイチ
KANEKO Keiichi
工学研究院 先端情報科学部門, 教授
メールアドレス
k1kaneko[at]cc.tuat.ac.jp([at]を@に変換してください)
研究分野
- A289 情報通信, A60010 情報学基礎論
- A289 情報通信, A60010 情報学基礎論
研究キーワード
研究テーマ
- 完全遅延評価による関数プログラムの改善
- 耐故障相互結合網
教育・研究活動状況
- プログラミング言語への誘い
今日、多くの人々が計算機を利用し、さらなる高速化を必要としています。計算機の処理性能は、ハードウェアの進歩によって大幅に向上してきました。しかし、物理的な制約のために、これからは今までのような大幅な改善をハードウェアに期待することはできません。そのため、多くの計算機を繋いで処理を並列に行う並列化が、これからの大きなキーワードとなるでしょう。並列化を行うためには、今までのソフトウェアの開発方法を考え直す必要があります。わたしの研究室では、この並列化に適した関数プログラミング言語とその処理系及び相互結合網の研究を行っています。 目的に合った言語を選択してプログラミングをしなければ、ソフトウェアの開発は大変な作業となります。逆に、目的に合った言語を開発することは、非常に重要な研究です。また、並列化では、どのような形に計算機をつなぐのかによって、問題を解く性能が変化します。問題に応じた相互結合網を考えることも大切です。さらに、計算機のハードウェアの進歩を採り入れることでソフトウェアの性能を向上することが可能です。プログラミング言語を、計算機が理解できる機械語に翻訳する際に、このことを考慮する必要があります。 100年後、人々は、21世紀をソフトウェアの時代と呼ぶことでしょう。その時代を切り開いていくのはあなたです。