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- 国立大学法人 東京農工大学先端産学連携研究推進センター
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熊谷 義直
クマガイ ヨシナオ
KUMAGAI Yoshinao
工学研究院 応用化学部門, 教授(ディスティングイッシュトプロフェッサー)
メールアドレス
4470kuma[at]cc.tuat.ac.jp([at]を@に変換してください)
ホームページ
http://www.tuat.ac.jp/~kumagai/
研究分野
- A489 ナノテク・材料, A30010 結晶工学
研究キーワード
- 結晶成長、気相成長、エピタキシー、窒化物半導体、酸化物半導体
研究テーマ
- 窒化物半導体の気相成長に関する研究
- 酸化物半導体結晶の気相成長と評価
教育・研究活動状況
- 化学と物理の融合により、原子・分子レベルの結晶成長メカニズムの解明を目指す
私たち人間は、目から色・形などの多彩な情報を取り入れ、それを利用して毎日生活しています。そのため様々な表示方法・機器が発達してきました。また、それらは現在も日々進歩しています。可視光の全領域を含む赤外から紫外光までの広い範囲で発光するIII族窒化物半導体は、発光ダイオードやレーザダイオードに用いることで、フルカラーディスプレイ、DVD用レーザ光源、医療用のレーザーメス等、様々な応用が期待されます。また家電、PC等の様々な電子機器に用いられているシリコン(IV族半導体結晶)素子が動作できないような高温でも動作する半導体として注目されています。私たちは、この新しい半導体結晶を、気体状態の原料から種結晶(基板)上に作り出す(成長させる)ことを試みています。良質な結晶を成長するために、成長した結晶の物性評価を行ったり、成長の熱力学解析を行い反応を理論的に解析し、より良い結晶を成長する方法を研究しています。