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- 国立大学法人 東京農工大学先端産学連携研究推進センター
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田中 綾
タナカ リヨウ
TANAKA RYOU
農学部附属動物病院機構, 教授
研究キーワード
- 僧帽弁閉鎖不全症 体外循環
研究テーマ
- 犬の肥満が血小板に与える影響についての検討
- 猫の心筋症におけるタウリンが果たす役割についての研究
- ACE阻害薬がもつ抗酸化作用についての研究
- テレメトリーシステムを用いた心臓病治療薬の治療効果の評価
- 絹糸タンパク質を用いた小口径人工血管の開発
教育・研究活動状況
- 小動物における心疾患の病態を解明および治療法の確立
昔は犬の死因の大きな一因であったフィラリア症は予防の徹底により激減しました。代わって動物においても高齢化に伴う後天性の弁膜疾患が重要な疾病となってきています。この弁膜疾患に対しては、現在は内科的な治療法が主体です。我々は効果的な内科的治療法の確立を目指すけないための研究として、外科実習シュミレーターの開発や、人工血液の開発についても積極的に関わっています。具体的には、以下のような部門において成果を上げています。 ●体外循環法の臨床応用 ●弁置換術(特に僧帽弁)の確立 ●僧帽弁閉鎖不全症が血小板に与える影響
共同研究希望テーマ
- 循環機能検査(犬やラットなどを用いる)による循環器作動薬等の評価
心エコー(経胸壁、経食道)やカテーテル検査(コンダクタンスカテーテル、IVUSを含む)を利用して病態の把握、薬の治療効果などを評価する。民間機関を利用されるよりも高度かつ安価な評価が可能です。 - CTやエコーなどの画像診断を利用した体内埋め込み式デバイスの動物実験評価
CT(2012年度64列CT導入予定)やエコー(アロカα10、α7など)を用いて体内に埋め込んだデバイスの画像診断学的評価を行うと共に、病理組織学的な評価も行うことが可能です。実験動物は、犬、ラット、マウスなど各種動物が可能です。