ディプロマ・ポリシー
先進学際科学府先進学際科学専攻(以下「本専攻」という。)では、農学・工学の自然科学領域を基盤とする高度な専門的・学際的知識の習得と知の開拓に強い意志を持ち、最新の情報・デジタル技術やAI・数理・データサイエンス手法を理解し、それらを応用し国内外の複雑で多様化した諸課題を解決し、次世代の持続的未来社会創生に取り組む国際通用性を兼ね備える 高度職業人材 の育成を目的としている。この目的を踏まえて、本専攻は、修士課程の修了に当たっては、全学で定めた大学院のディプロマ・ポリシーの9項目に基づいた以下の能力を身に付けるとともに、所定の単位数を修得し、かつ、研究指導を受け、修士論文審査及び最終試験に合格した者に、その専門性に基づいて修士(農学)、修士(工学)、修士(応用情報学)、修士(学術)の学位を授与する。
A)学力・知識・思考力に関するポリシー
- 最先端の研究成果につながる農学又は工学に関する高度で専門的な知識や実験・計測技術を幅広く身に付けていること。
- 新しい価値を創造するため、情報・デジタル技術やAI・数理・データサイエンス手法を応用した最先端の研究や技術開発に必要な知識・技術を身に付けていること。
B)関心・意欲・教養に関するポリシー
- 本学大学院で学位を授与されたものとして相応しい深い教養に加えて先端かつ深い専門性を身に付け、社会の発展に寄与できる意欲と多面的思考力を有していること。
- 職業人としての社会的使命を理解し、社会の一員として社会的責任を意識し、高い倫理観を身に付けていること。
C)分析力・考察力・表現力に関するポリシー
- 研究成果を発表するための資料作成方法や実験データの整理法を習得し、論理的な考察に基づく実践的なプレゼンテーション能力を身に付けていること。
- グローバル人材として、相手の国籍・人種・性別を問わず的確な質疑応答や議論ができるコミュニケーション能力及びそのために必要な語学力を身に付けていること。
D)課題探求力・企画力・実践力に関するポリシー
- 自らの専門分野において社会に求められる課題を設定する能力を有していること。
- 国内外の研究者や技術者などと協働し、必要に応じて他分野へ展開しながら課題解決へと導くための学際性や多面性と創造的リーダーシップ力を身に付けていること。