酒井憲司名誉教授、農学研究院農業環境工学部門の渡辺将央助教、中島正裕教授、帖佐直教授、山下恵教授、工学研究院機械システム工学部門のラクシンチャラーンサク ポンサトーン教授が「農業食料工学会 森技術賞(第50回)」を受賞

2026年10月2日

酒井憲司名誉教授、農学研究院農業環境工学部門の渡辺将央助教、中島正裕教授、帖佐直教授、山下恵教授、工学研究院機械システム工学部門のラクシンチャラーンサク ポンサトーン教授が、2026年9月1日に「農業食料工学会 森技術賞(第50回)」を受賞しました。

■受賞名
農業食料工学会 森技術賞(第50回)

■受賞概要
・受賞題目
「非線形動力学に基づくトラクタ用ドライビングシミュレータの開発」 

・賞の概要
 農業食料工学に関する技術の進歩に貢献した農業機械の開発研究や農業機械の利用に関する技術体系の確立などの具体的成果に対して授与される。

 トラクタは“鋭敏なパラメータ依存性”を有する強い非線形ダイナミクスに支配されるが、非線形力学の成立は1980年代初頭であったため、非線形ダイナミクスによる機体挙動や運転操作までもが、運転ミスや不注意によるものとされ、安全対策は教育・啓発を通じた努力がなされてきました。研究代表者らは1990年代に着手したトラクタ非線形動力学理論を学際連携、産官学連携のネットワークによって発展させ、危険挙動を安全な環境で再現可能なモーション型ドライビングシミュレータとして実現しトラクタ事故発生の力学的メカニズムを系統的に明らかにしてきました。今日では、圃場整備事業が目指す「人にやさしい圃場」のためのモデルベースデザインの学術的基盤ともなっています。本成果は、農業機械学のみならず自動車工学、農業土木学、農村計画学の学際研究の成果であり、農業と農業地域の安全文化醸成に資する優れた技術として認められました。




一般社団法人農業食料工学会 (別ウィンドウで開きます)

 

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