動物共生情報学研究領域
概要
動物共生情報学領域は、ヒト・動物・AIが互いに学び合い、共に成長していく新しい学理の構築を目指す研究領域です。本領域では、Human-Animal Interaction、Human-Computer Interaction、Animal-Computer Interaction の3つの相互作用を統合し、農学・工学・獣医学・情報学の知見を融合する学際的研究を推進しています。産業動物から愛玩動物に至るまで幅広い対象を扱います。動物福祉を基盤としつつ、異種間コミュニケーションといった挑戦的な課題に対し 、AIやデータサイエンス、クラウドコンピューティング、ウェアラブル計測、マルチモーダルデータ解析などを利活用した先端技術の創出を目指します。また、研究活動は、外部資金の積極的な獲得、半年ごとの国際ワークショップの開催、国外拠点の設置に向けた取り組みを含み、学生や若手研究者が分野横断的に交流・協働できる環境を整えています。こうした取り組みにより、人と動物がAIを介して共生する未来社会の実現を牽引します。
領域メンバー
- 新村毅(グローバルイノベーション研究院 教授)
- 近藤敏之(工学研究院 教授)
- 藤波香織(工学研究院 教授)
- 藤田勝英(グローバルイノベーション研究院 教授)
- 福田信二(農学研究院 教授)
- 入交眞巳(ワンウェルフェア高等研究所 特任准教授)
- 矢田部浩平(工学研究院 准教授)
- 瀧山健(工学研究院 准教授)