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- 国立大学法人 東京農工大学先端産学連携研究推進センター
E-mail:urac[at]ml.tuat.ac.jp([at]を@に変換してください)
石田 寛
イシダ ヒロシ
ISHIDA Hiroshi
工学研究院 先端機械システム部門, 教授
メールアドレス
h_ishida[at]cc.tuat.ac.jp([at]を@に変換してください)
ホームページ
http://web.tuat.ac.jp/~h-ishida/
研究分野
- A689 ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学), A21030 計測工学
- A289 情報通信, A61010 知覚情報処理
- A289 情報通信, A61040 ソフトコンピューティング
- A689 ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学), A21060 電子デバイス、電子機器
研究キーワード
- センサシステム、ロボット、化学センサ、嗅覚ディスプレイ
研究テーマ
- 匂い・ガス源探知ロボットの研究
- 水中化学物質源探索ロボットの研究
- 大気環境モニタリングのためのセンサネットワーク
教育・研究活動状況
- ロボット嗅覚センシング
オスの蛾は遠方から性フェロモンの匂いをたどり、メスを探しあてることができます。また、カニやザリガニなどの水棲生物も鋭敏な嗅覚を持っており、暗い海底や湖底で餌を探し出すことができます。われわれ人間は嗅覚の重要性を日常あまり意識していませんが、焦げくさい匂いがする、異臭がするなど、見えない危険を察知するためにやはり嗅覚が役立っています。 私達の研究室では、ロボットに嗅覚センサを搭載し、ロボットの新たな可能性を開拓する研究を行っています。匂いをたどる生物の行動を模倣し、匂いやガスの発生源を突き止めるロボットを世界に先駆けて開発しました。ガス漏れ探知や危険物探索などの応用を目指し、様々なロボットシステムを開発しています。生物は様々な場所をアクティブに動き回り、嗅覚や視覚など様々な感覚情報を融合して多様な行動を実現しています。生物行動の「からくり」を解明し、従来は不可能であると思われていたロボットを実現することを目指し、研究を進めています。