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- 国立大学法人 東京農工大学先端産学連携研究推進センター
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山田 哲也
ヤマダ テツヤ
YAMADA Tetsuya
農学研究院 生物生産科学部門, 教授
メールアドレス
teyamada[at]cc.tuat.ac.jp([at]を@に変換してください)
ホームページ
http://www.tuat.ac.jp/~pbiochem/
研究分野
- A389 環境・農学, A39010 遺伝育種科学
- A389 環境・農学, A39030 園芸科学
- A189 ライフサイエンス, A44030 植物分子、生理科学
- A189 ライフサイエンス, A44010 細胞生物学
研究キーワード
- 分子育種,プログラム細胞死,老化,RNA干渉,遺伝子組換え,アサガオ
研究テーマ
- 花の寿命決定機構に関する研究
- 植物の雑種致死および雑種弱勢の発現および克服機構に関する研究
- バイオ肥料に対する植物の応答機構に関する研究
教育・研究活動状況
- 比較ゲノム・トランスクリプトーム解析等による植物の有用遺伝子の探索
遺伝子組換えやマーカー利用選抜など,植物の品種改良を効率化する分子育種法が確立されている.しかし,それらの手法は,目的形質の改変につながる有用遺伝子が同定されていることが前提となるため,適用可能な形質は限られている.また,有用遺伝子の同定に用いられている既存の手法は,実験系統群の育成や高密度連鎖地図の構築など,多大な労力と費用をかけて整備された研究基盤が不可欠であり,そのような基盤のない植物種には適用できない.そこで,私の研究では,種を問わず有用遺伝子を同定できる新たな手法を確立し,分子育種法の適用が可能な形質を増大させることを主な目標としている.具体的には,プログラム細胞死が関与する二つの遺伝形質(花弁老化および雑種致死)を実験モデルとし,生理遺伝学的解析や次世代シーケンサーを用いた比較ゲノム・トランスクリプトーム解析などで得られた知見に基づいて候補遺伝子を選抜し,それらの遺伝子の機能を逆遺伝学的に解析することで,各形質を支配する遺伝子群の同定を試みている.