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国立大学法人 東京農工大学先端産学連携研究推進センター
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荻野 賢司

オギノ ケンジ

OGINO Kenji

荻野 賢司

工学研究院 応用化学部門, 教授

メールアドレス

kogino[at]cc.tuat.ac.jp([at]を@に変換してください)

ホームページ

http://web.tuat.ac.jp/~oginolab/

研究分野

  1. A489 ナノテク・材料, A35010 高分子化学

研究キーワード

  1. 光導電性 フォトリフラクティブ ブロック共重合体 有機半導体 バイオベース材料

研究テーマ

  1. 有機フォトリフラクティブ材料の合成と評価
  2. 有機半導体を成分とするブロック共重合体の合成と評価
  3. 新規光導電性高分子の合成と評価

教育・研究活動状況

  1. 有機半導体材料の合成と応用
    私たちの研究室では、半導体としての性質を示す種々の高分子(プラスチック)の合成と応用を行っています。私たちが扱っている半導体は、光をあてると電気を流しやすくなるなったり、逆に電気を流すと光を発したりします。本質的には、分子と光が相互作用したり、電界中におかれることによって物質中での電子の配置が変わるためにこのような性質が現れます。合成した化合物が希望した構造を持っているかを解析し、半導体としての性質を調べています。発光する性質を利用して高分子を表示素子に応用する研究を進めています。光をあてると電気が流れる性質を利用して、光をあてた部分だけ屈折率を変えることができる材料の開発も行っています。これは、ホログラフィー等への応用が期待できます。分子の設計、合成、構造解析、材料の評価まで幅広く一貫して行っているため、各段階で得られた結果をフィードバックすることができ、研究の軌道修正も素早くできます。その他、高分子の構造を調べるための新しい方法の研究も行っています。高分子を構造や性質の違いにより分離し分析する研究とNMR(核磁気共鳴)を用いた構造解析の研究を行っています。研究は頭と体の両方をフルに使って行うことが不可欠で、知力、体力のどちらか一方が欠けていても、よい研究はできません。

共同研究希望テーマ

  1. (機能性)高分子の合成と構造解析

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