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- 国立大学法人 東京農工大学先端産学連携研究推進センター
E-mail:urac[at]ml.tuat.ac.jp([at]を@に変換してください)
※こちらは企業等との共同研究の連絡窓口となっております。
本学への留学や研究生としての受入れを希望される場合は、以下のホームページに記載されている各担当窓口にお問い合わせください。
https://www.tuat.ac.jp/admission/
斎藤 拓
サイトウ ヒロム
SAITO Hiromu
工学研究院 応用化学部門, 教授
メールアドレス
hsaitou[at]cc.tuat.ac.jp([at]を@に変換してください)
ホームページ
http://www.tuat.ac.jp/~hsaitou/
研究分野
- A489 ナノテク・材料, A35020 高分子材料
研究キーワード
- 高分子、ポリマー、結晶化、光学材料、物性、超臨界流体、ポリマーブレンド、エラストマー、発泡、分子運動、高次構造
研究テーマ
- 光学物性
- 超臨界法による材料制御
- ポリマーブレンドによる材料制御
- 高分子ガラスの変形
教育・研究活動状況
- 高分子の精密高次構造制御と機能化
自然界に存在する生物は、繊維状構造や階層構造などその機能を最大限に引き出せるような高次構造を有しています。これと同様に、機能性を有する高分子材料の設計には高次構造の制御が必要不可欠です。 高分子を結晶化、ガラス化、延伸、発泡、ブレンド、さらにはそれに超臨界二酸化炭素を含浸させることで、繊維状構造や階層構造などの多様な形態が得られ、ナノメートル次元からマイクロメートル次元に至る精密高次構造制御が可能になります。この精密高次構造制御により、ウィルス分離膜や人工肺などの生体材料、光ディスク基盤や偏光分離膜などの光学材料、バンパーなどの自動車用材料など、多岐の産業を支える新素材が生み出されています。精密高次構造制御を利用した新素材の研究には無限の可能性があり、それが魅力です。わたしたちは高次構造制御に関する基礎科学から、その新しいフィルム・繊維材料への応用に至るまで、幅広く研究を行っています。 本研究室の大学院博士前期課程の学生は、工学府産業技術専攻(専門職大学院 Professional Graduate School)の教育課程で学んでいます。産業技術専攻は、研究室所属学生が先端的な研究を行いながら技術経営を学ぶことで、戦略的に研究開発・製品開発を行うことのできる人材を育成する専攻です。研究能力プラス幅広い知識・教養を身につけて、リーダーの役割を担える人材の育成を目指しています。
共同研究希望テーマ
- ポリマーブレンド法による高分子の高性能化
- 超臨界剪断・成形法による高分子の高性能化
- 複屈折などの光学物性の評価と応用
- ポリマーコンポジットのナノ構造制御