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森山 裕充

モリヤマ ヒロミツ

MORIYAMA Hiromitsu

森山 裕充

農学研究院 生物制御科学部門, 教授

メールアドレス

hmori714[at]cc.tuat.ac.jp([at]を@に変換してください)

研究分野

  1. A389 環境・農学, A39040 植物保護科学
  2. A189 ライフサイエンス, A38020 応用微生物学
  3. A189 ライフサイエンス, A38060 応用分子細胞生物学

研究キーワード

  1. 菌類ウイルス,植物エンドルナウイルス,マイコウイルス,酵母分子遺伝学,イネ分子遺伝学,酵母プリオン,微生物培養

研究テーマ

  1. 菌類,植物における細胞質遺伝因子の機能解析

教育・研究活動状況

  1. 細胞分子生物学研究分野(応用菌類ウイルス学)
    菌類に感染するマイコウイルスは多様性に富んでおり、細胞分子生物学分野における発見の宝庫です。私達は植物病原菌から複数の新種2本鎖RNAウイルスを発見し、国際ウイルス分類委員会(ICTV)に提唱してきました。植物病原菌にマイコウイルスが感染すると、宿主菌の病原性を弱めたり(弱毒化)、逆に強めたり(強毒化)する性質が付与されることがあります。また、モデル真核生物であるパン酵母の異種遺伝子発現系を利用すると、マイコウイルスの遺伝子がコードするタンパク質の機能を調査することが可能になり、例えば、酵母細胞に生育阻害機能を付与したり、逆に酵母細胞に延命効果や生育促進能を付与したり、殺菌剤(抗がん剤)に対する薬剤耐性能を付与させる機能も見つかってきました。また、卵菌類(疫病菌)やイネ、ピーマンなど多くの健全農作物に潜伏感染するエンドルナウイルスが、宿主生物の薬剤(殺菌剤や除草剤)感受性を変化させる現象も見出しており、その作用機序についても研究しています。このように、細胞の生育を「負」または「正」に制御するマイコウイルスタンパク質の生物工学的な量産プロセスの研究にも取り組んでいます。

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