生物システム応用科学府について

学府長からのメッセージ

学府長からのメッセージ

 大学院生物システム応用科学府は、1995年(平成7年)に農学と工学の分野を融合して、新しい研究領域を切り開くことを目標に設立された大学院です。その名称を英語では、Graduate School of Bio-Applications and Systems Engineeringと表記することから、頭文字をとってBASEと称しています。

 BASE設立後ほぼ四半世紀が経過しましたが、この間に地球規模での自然環境、経済・社会、技術などあらゆる分野で大きな変化が起こっています。課題は複合化し、多面的な様相を持っており、多様な課題に広い視野で対応できる新たな人材育成が求められています。様々な分野での発生している困難を乗り越え、安全・安心な社会を構築するために、環境、エネルギー、食料、健康などを始め科学技術分野でいままでにない新しい叡智が求められています。

 本大学院は、設立の理念である「生物に学び、新しいシステムを創る」を目標に、農学と工学に生命科学を加えた新しい融合領域において、農工連携によって新しい科学技術の発展を創造するとともに、実践力のある人材の育成を進めております。例えば、他の研究分野にも触れるラボ・ボーダレス教育や複数の研究室で指導を受けるラボローテーションは、多様な学問分野を経験し、広い視野を養成する取り組みと言えます。国際的にも活躍する教授陣を集め、知を創出し、発信できる環境をつくり、充実した教育・研究を行っています。本大学院には、社会人、留学生等、様々な年齢層、国籍の大学院生が在籍しています。

 2010年(平成22年)には、早稲田大学との共同大学院である共同先進健康科学専攻(博士後期課程)が設置されました。さらに、2015年(平成27年)には、設置時の生物システム応用科学専攻を発展させて生物機能システム科学専攻(博士前期課程・博士後期課程)と実践科学リーディング大学院を実施する専攻として食料エネルギーシステム科学専攻(5年一貫制博士課程)を設置し、3専攻体制に拡大しました。また、国際的発信力を高めるため、上智大学、国際基督教大学との連携も強化しています。

 教授陣の教育・研究指導に加え、研究室内外の大学院生、連携する海外の大学や様々な実社会の方々と切磋琢磨することを通じ、困難な時代に対応でき、広い分野で活躍できる人材の育成に取り組んでまいります。是非多くの皆さんが本BASE大学院で学びを得て、さらに世界に飛躍することを期待しています。

歴代学府長

神谷 秀博 KAMIYA, Hidehiro (2013年~2019年)
(2017年にグローバルイノベーション研究院長)
堤 正臣 TSUTSUMI, Masaomi (2011年~2013年)
(2013年に東京農工大学副学長・理事、国際センター長)
岡崎 正規 OKAZAKI, Masanori (2005年~2011年)
(2012年に石川県立大学教授)
小畑 秀文 KOBATAKE, Hidefumi (2001年~2005年)
(2005年に東京農工大学第11代学長、2009年に再任)
宮田 清蔵 MIYATA, Seizo (1995年~2001年)
(2001年に東京農工大学第10代学長)