東京農工大学大学院農学研究院、飯南町、島根県農業協同組合雲南地区本部による地域連携に関する協定(包括連携協定)調印式について

2020年12月2日

 東京農工大学大学院農学研究院では、このたび飯南町及び島根県農業協同組合雲南地区本部と下記の内容で地域連携に関する協定を締結いたしました。

1.日時

令和2年11月13日(金)10:00~

2.場所

みんなの広場 来島交流センター
(島根県飯石郡飯南町野萱301)

3.目的

 JAしまね雲南地区本部は、平成27年から「農林水産技術研究所」の代表である増田茂氏と技術指導及び販売に関する業務提携を結び、増田氏が開発された「ANS-M培土(もみ殻培土)」等の特許技術の実証を行うとともに、「米と何をどのように栽培すれば明日もここで生きていけるのか」をテーマに中山間地農業振興に取り組んでいます。東京農工大学は、増田氏が共同で取り組む研究テーマ「持続農業システムのための食料生産プロセス工学の開拓」において、同大学で開発された強靭で耐久性・収穫性の優れた水稲品種「さくら福姫」、「さくらプリンス」の一般圃場での栽培実証のため、今年度から同町の圃場で同地区本部と連携して栽培に取り組み、今秋無事収穫を迎えました。今後は採種事業及び福島農業復興支援米としての販売も視野に入れています。
 今回、この三者の連携によって日本の原風景である故郷を守り、暮らしを守る中山間地域における農業の新たなモデルを奥出雲の地から全国に発信します。

4.出席者

飯南町長、島根県農業協同組合雲南地区本部常務理事、島根県農林水産部長、東京農工大学大学院農学研究院長、神谷理事・副学長、大川農学研究院教授、豊田農学研究院・生物システム応用科学府教授、他関係者

左から、山碕英樹飯南町長、船田良東京農工大学大学院農学研究院長、竹下克美島根県農業協同組合雲南地区本部常務理事 本部長 

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