令和4年度「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム」に採択されました。

2022年5月19日

 この度、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の令和4年度「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム」に、令和4年5月19日付けで採択されました。

 本研究は、有機バナナ産地であるペルー熱帯雨林(セルバ)を対象地域とし、バナナに壊滅的被害を及ぼす萎凋病(いちょうびょう)への対策として診断・警戒システムの開発、抵抗性系統、健全苗、生物農薬などを組み合わせて低環境負荷型の「萎凋病総合制御パッケージ」を構築・実装します。これにより、安定なバナナ生産が担保され、セルバ小規模農民の生活水準向上に寄与することを目的とします。そのため、以下5項目の基礎・応用研究・実装を行います。
 加えて、専門家の養成および農民の啓発を推進し、社会実装を目指します。

  1. 画像解析およびリアルタイムPCRなどによるバナナ萎凋病の診断・警戒システムの構築と実用化
  2. 突然変異誘発による萎凋病抵抗性/耐病性バナナ系統の選抜
  3. 健全苗生産システムの構築と実装
  4. 病害発病抑止土壌を構成する有効な微生物叢(微生物エコシステム)の解明
  5. 微生物エコシステム等を活用した環境への影響が少ない新奇生物的制御法(生物農薬)の開発

【研究課題名】
バナナ萎凋病の診断・警戒システムと発病制御戦略の構築と実装

【研究代表者】
有江 力(大学院農学研究院 教授)

【共同研究相手国/主要相手国研究機関】
ペルー共和国/国立(ラ・モリーナ)農業大学、国立農業研究所、国立セルバ農業大学

【研究参画機関】
国際農林水産業研究センター、鳥取大学

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