公開講座「学校教員のための遺伝子組換え実験教育研修会」を開催

2026年9月9日

 7月23日(木)から24日(金)に、公開講座「学校教員のための遺伝子組換え実験教育研修会」を開催し、中学校・高等学校の理科系教員11名が受講しました。本研修会は、「教育目的組換えDNA実験」のガイドラインが文部科学省により制定された2001年に、筑波大学遺伝子実験センターと東京農工大学遺伝子実験施設が、全国の国立大学の遺伝子実験施設に先駆けて開催したもので、今年で25回目となります。

 研修では、遺伝子教育を身近に感じてもらうための教材を用いて、オワンクラゲ由来の緑色蛍光タンパク質(GFP)の遺伝子を含むプラスミドDNAを大腸菌に導入する実験を行いました。翌日には大腸菌のコロニーを観察し、紫外線(ブラックライト)を照射すると緑色の蛍光を放つ様子を確認しました。これは、培地に誘導物質であるアラビノースが含まれる場合に遺伝子の発現が誘導され、緑色蛍光タンパク質が合成されたことによるものです(写真2 右側のプレート)。また、授業の時間割に実習をどのように組み込むかなど、中学校・高等学校の教育現場での工夫についても、講義や実習中の質疑応答を通して活発な意見交換や情報共有が行われました。

 今回受講した教員の方々の指導のもと、中学校や高等学校の授業で本実験が行われることで、生徒たちが分子生物学に興味を持つきっかけとなることが期待されます。

1. 実習風景
2. 緑色蛍光の観察

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