大学院連合農学研究科設立40周年記念式典・記念シンポジウム・研究交流会を開催

2025年11月12日

 10月30日(木)、府中キャンパス本館講堂にて、大学院連合農学研究科設立40周年を記念する式典・シンポジウムを開催しました。茨城大学、宇都宮大学と本学の学長、農学部長をはじめ構成大学の役員や教職員等の関係者、学生など約100名が参加し、40周年の節目を祝いました。
 記念式典では、千葉一裕学長による開会挨拶に続き、文部科学省 合田哲雄高等教育局長の祝辞が、同省高等教育局 松本英登専門教育課長の代読により披露されました。続いて、大川泰一郎連合農学研究科長より、茨城大学、宇都宮大学、東京農工大学が連携して昭和60年4月に日本で初めて博士課程の連合大学院を設立するまでの関係者の苦労と、これまでに課程修了生、論文博士合計2060名もの博士人材を輩出してきた40年間の歩みについて報告がありました。さらに、全国の連合農学研究科を代表して、菅原卓也愛媛大学連合農学研究科長より祝辞が贈られました。
 記念シンポジウムでは、「地球規模の食料・環境問題の解決に向けて」をテーマに、食料やプラスチック、気候変動などの地球環境問題やその社会実装の分野で活躍する5名の本研究科修了生が講演を行いました。講演者の在学時の経験を交えながら、現在取り組んでいる研究や活動について紹介があり、参加者にとって、修了生が多様な専門分野で活躍する姿に触れ、連合農学研究科で培われた学びが社会に広く貢献していることを実感する有意義な機会となりました。
 式典後には、西東京国際イノベーション共創拠点(邂逅館)にて研究交流会が開催され、太田寛行茨城大学長および池田宰宇都宮大学長のご挨拶のもと開宴しました。歴代研究科長、専任教員、同窓会長、修了生、構成大学の役員や教職員など多くの方々が出席し、連合農学研究科の40年を振り返りながら、盛大に祝いました。
 博士課程設立当初の熱い志を改めて胸に刻み、連合農学研究科は地球規模の課題解決に貢献する博士人材の育成に尽力してまいります。

千葉一裕学長 開会挨拶
文部科学省 合田哲雄高等教育局長 祝辞
(代読:文部科学省高等教育局 松本英登専門教育課長)
大川泰一郎連合農学研究科長 経過報告
菅原卓也愛媛大学連合農学研究科長 祝辞
記念シンポジウム 講演の様子

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