パリでの連続テロ事件の発生に伴う注意

2015年11月19日

パリでの連続テロ事件の発生に伴う注意


11月13日22時頃(現地時間)、パリおよびパリ近郊において、銃撃事件等連続テロ事件が発生したことを受けて、日本外務省は注意喚起を発出しました。

◆本事件について、オランド仏大統領は、イスラム過激派組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)により実施されたとしており、フランス国内では警戒態勢を敷いています。また、他の欧米各国もテロへの警戒を高めています。

◆2014年9月、ISILは、米国をはじめとする対ISIL連合によるISILへの攻撃を批判するとともに、欧米を含む世界の(スンニ派)イスラム教徒に対して、米国、フランス、オーストラリア、カナダをはじめとする対ISIL連合諸国の国民を軍人、民間人問わず攻撃するよう扇動する声明を発出しており、その後、ISILによるとみられるテロ事件が多数発生しています。

◆以上の状況を考慮し、現在海外滞在中、または今後渡航予定の方、特にフランスを含む欧州および北米に滞在する方は、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、以下の安全確保に十分留意して行動してください。


①最新の関連情報の収集に努める。
○外務省 海外安全ホームページ:
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

②定期的に東京農工大学の指導教員または教育委員に安否確認の連絡(メール等)を入れる。

③緊急連絡体制を改めて確認する。
○家族、所属研究室等と安否確認連絡が取れる体制を整える。
○氏名、連絡先等を滞在先国や地域を管轄する日本大使館・総領事館にオンラインで提出し、
緊急事態の際連絡や援護が受けられるようにする。

★在留届または「たびレジ」登録
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

④不要不急の外出は避ける。

⑤テロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設、公共交通機関、観光施設、
デパートや市場など不特定多数が集まる場所)は可能な限り避ける。


⑥周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れる。

⑦事態急変の場合は、派遣を中止し、帰国することもあり得る。

以 上

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