アカデミック・アントレプレナーチャレンジを開催

2025年10月6日

 9月30日、「TUAT Student research Day(学生研究交流会&アカデミック・アントレプレナーチャレンジピッチコンテスト)」を開催し、延べ97名以上が参加しました。
 「学生研究交流会」は、農学・工学を超えた研究発表を通して、学生同士が互いの研究を知り、学生同士の交流を深め、自発的に新しい学術領域や学際融合研究を創出する機会となる場を作ることを目的として、一次審査(書面審査)によって選抜された学生30名が「学生研究交流会」で発表しました。ホール内ではさまざまな分野のポスター発表が行われ、学生同士で活発な質疑応答やディスカッションが行われ大変な盛り上がりが見られました。 
 「アカデミックアントレプレナーチャレンジ」は、技術シーズを基に独創的なアイデアで、現在または未来の社会課題を解決する社会実装と事業プランの創出・成長を支援するプログラムで、最終的なピッチコンテストに向けて、一次審査と本審査の間に各種セミナーと学内外のメンターによる指導を行い、研究開発への新たな視点の獲得や事業アイデアの成長をサポートするものです。一次審査(書面審査)によって選抜された「アカデミックアントレプレナーチャレンジ」に挑戦する8チームが、「学生研究交流会」で基軸となる研究概要について発表するとともに、「アカデミックアントレプレナーチャレンジピッチコンテスト」ではその研究を基軸に社会課題を解決する社会実装や事業プランを発表しました。どのチームも時間をかけて準備した熱いピッチの戦いが展開され、会場は熱気に包まれました。

アカデミックアントレプレナーチャレンジピッチコンテスト

学長賞、NEDO賞、INDEE Japan賞、福島復興シンボルキャラクター「キビタン」賞

「FORESIGHT:森を“視る”次世代スマート林業ローバ」
新井 乃理花さん(工学府機械システム工学専攻 博士後期課程1年)、小笠原 蒼太さん(工学部機械システム工学科4年)、中辻 宏平さん(連合農学研究科環境資源共生科学専攻 博士後期課程2年)

福島復興シンボルキャラクター「キビタン」賞

「OKOKESHI AIを活用した感情分析型言語変換ツール」
杉井 咲斗さん、角田 清香さん、石川 舞さん、増子 翔伍さん、緒方 穂乃伽さん、今井 小枝さん、島村 昌邦さん(産業技術専攻 M1)

審査員奨励賞

「ペットボトルハイブリッドロケット用バイオ推進剤の研究・開発と微細藻類培養装置の開発」
奥山 悦幸さん(工)、上原 里紀さん(工)、栢野 向太朗さん(工)、栗村 宗汰さん(工)、岡田 祥太朗さん(工)、磯本 惣太郎さん(工)、 堤 祐己さん(工)、 金子 愛実さん(農)、 須賀 紅葵さん(工)、 川口 夏怜さん(工)、 斎藤 美里さん(工)、 江畠 凛さん(工)、 村松 仁人さん(工)、 加藤 里桂さん(工)、 ゴーシュ マヤ 内藤 醍希さん(工)、 田村 咲花さん(工)、 藤田 幸希さん(工)、小林 悠悟さん(工)、永井 安門さん(工)
*(工):工学部、(農):農学部

「明日はもっと寝たくなる - “夢”記録デバイス Dream Scope」
井上椋介さん、梶 朝陽さん、髙橋 璃音さん、新美 智也 さん、齊藤 克馬さん、清水 絢介さん、齋藤 礼音さん(産業技術専攻 M1)

学生研究交流会

最優秀賞

「DNAを検出に利用したアルツハイマー病早期診断センサーの開発」
松元 美優さん(工学府生命工学専攻 M2)

優秀賞(ディープテック産業開発機構長賞)

「稀少種とされていたアリの特殊な営巣場所選好性の発見!」
千代田 和真さん(農学府共同獣医学専攻 D2)

「高周波超音波の三次元重畳による活性酸素を利用した細胞から組織への老化連鎖の解明」
藤代 晃太朗さん(工学府機械システム工学専攻 M1)

優秀賞(FLOuRISH特区長賞)

「ドライバの注意散漫状態を考慮した運転支援-個別適合型高度運転支援システムの開発-」
新井 乃理花さん(工学府機械システム工学専攻 D1)

「細胞封入クリックゲルの作製と非連続的界面における細胞移動の観察」
福江 玲菜さん(工学府生命工学専攻 M1)

オーディエンス賞

「線形予測分析による周波数特徴を用いた鶏の雛の鳴き声検出」
照沼 卓磨さん(工学府知能情報システム工学専攻 D2)

「一石二鳥の生物農薬:害虫も外来アリも食べつくす『最強天敵』」
平松 大典さん(農学府農学専攻 M2)

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