公開講座「身近なアリを知ろう」 を開催

2025年9月24日

 7月19日(土)、府中キャンパスにて小学生を対象とした公開講座「身近なアリを知ろう」が開催されました。様々な環境に多様なアリが生息していることを、体験的に理解してもらうことを目的にしています。13回目の今回は、小学生29名と保護者26名、合計55名が参加し、過去最多の参加者数となりました。
 佐藤俊幸 農学研究院教授によるアリの生態に関するミニ講義の後、各々「吸虫管」を作成しました。その後日本蟻類研究会メンバーの指導の下、キャンパス内でアリの採集体験“アリエンテーリング”を行いました。資料を基にキャンパス内を探索し、吸虫管で採集したアリは実習室に持ち帰り、顕微鏡で観察しながら種の同定にも挑戦しました。
 昼食時にはアリの動画教材を鑑賞しました。アリエンテーリングの点数に基づき、成績優秀者上位3名には金銀銅メダルが授与されました。講評の後、全員に受講証明書が授与されました。最後に近藤正樹 前日本蟻類研究会会長によるオリジナル曲「アリの朝」の生歌唱もありました。身近な環境にさまざま種類のアリが生息していることを実感し、家族で楽しく学ぶ一日となりました。
   

キャンパス内でアリ探し
採集したアリを観察
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