ゲノムの「暴れ者」トランスポゾンを押さえ込むしなやかな戦略 ――piRNAの増幅経路が持つもう一つの役割――

2025年3月19日

ゲノムの「暴れ者」トランスポゾンを押さえ込む
しなやかな戦略
――piRNAの増幅経路が持つもう一つの役割――

発表のポイント

  • トランスポゾンを抑制するpiRNAの配列パターンは完全に決まったものではなく、確率的に変動しうることを発見しました。
  • piRNAの配列パターンは、再生産するpiRNA同士の競争によって自動的に最適化されることを発見しました。
  • トランスポゾン制御メカニズムの理解を深め、遺伝子工学や生物医学分野への応用につながる可能性があります。
雑誌の表紙:この作品は「打蛇打七寸(物事を行うにはその急所をつかなければならない)」という中国のことわざから着想を得ており、piRNAの配列パターンが自動的に最適化されることの重要性を表した絵です。

詳細は、以下をご参照ください。

プレスリリース(PDF:368.7KB)


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東京農工大学 庄司佳祐准教授 研究者プロフィール
東京農工大学 庄司佳祐准教授 研究室WEBサイト
庄司佳祐准教授が所属する 東京農工大学農学部応用生物科学科

 

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